拙者、ゴルフ侍と申す。
ゴルフの上達を願えば、ゴルフに役立つ情報が自然と集まってくる。
情報が通り過ぎていく前に、そのチャンスをしっかりと掴もうではないか。
ゴルフに役立つ法則とは
世の中には「○○の法則」と呼ばれる現象が数多く存在している。
・大数の法則: 数学
・慣性の法則: 物理学
・質量保存の法則: 化学
まだまだ知らない法則が世界中に眠っているが、諸君はどんな法則を知っているだろうか?
今回はゴルフ侍である拙者が、面白い法則を紹介する。
ゴルフはもちろん、日常、ビジネス、どこにでも使える万能型の法則だ。
この法則を覚えて、諸君の人生に役立ててもらえれば幸甚でござる。
(100.1%)と(99.9%)の法則
①例題
平均200ヤードの男性ゴルファー、AとBがいた。
2人は今の飛距離不足に悩んでおり、どうしても「飛ばし屋」になりたかった。
Aは、毎日、自分の限界を超えてスイングをしていた。(100.1%)
Bは、毎日、自分の限界の寸前でスイングをしていた。(99.9%)
さて、1年間(365日)が経った後、2人の飛距離はどうなったでしょう?
②答え
A: 100.1%の365乗 → 144% → 200×144%=288(ヤード)
B: 99.9%の365乗 → 69% → 200×69%=138(ヤード)
③解説
2人とも飛ばし屋になりたい願望は同じだったが、方法論が違うだけで結果は大きく異なった。
Aは、毎日毎日、自分の限界を乗り越えて、複利的な成長で288ヤードまで飛距離を伸ばした。
Bは、毎日毎日、コンパクトなスイングを心掛けて、ミート率を高めることに執着した。すると、自分の限界は徐々に縮小し、その果てに138ヤードという結果となった。
※一般的には「1.01と0.99の法則」と呼ばれるが、意味合いは同じである。
まとめ
感想はいかがだろう。
諸君、恐らく「B」の傾向が強いのではないか?
これを他人事と捉えていては成長はないぞ。
たった0.1%の「積み重ね」と「積み崩し」。
飛距離にして約18センチ。1ヤードにも満たない。
その努力を回避して飛ばし屋になろうとは到底無理な話だ。
ミート率を上げて飛距離を伸ばす戦略は、ただ一時の勘違いであり、いずれ頭打ちだ。
しかし、この教えには中毒性があり、なかなか抜け出すことができない者が多い。
飛ばしたいという欲望があるのであれば、己の限界を打ち破っていくしかない。
「マン振り」は飛距離を伸ばす最適解であり、最速かつ最短のゴルフ上達法だ。
「マン振り」に興味が出た者は、下の記事で「マン振り」の有難みを拝むと良い。
ここで全てのゴルファーの悩みを切り刻んできた。
「マン振り」少数派の現代にあっては、「マン振り」をしていると「マン振り」狩りに合う。
「マン振り」が駄目な理由をとうとうと説かれるに違いない。
負けるな。
ここで負けると、下手な道に戻ってしまう。
そんな悪魔のささやきは聞き流して、圧倒的な実力の差を持って返り討ちだ。
いずれ「マン振り」が良い理由を、その輩に説いてやるがいい。
(ゴルフ侍)