拙者、ゴルフ侍と申す。
ゴルフと剣技を極めた拙者が、「ゴルフ上達法」について鋭角に斬り込んで見せよう。
はじめに
ゴルファーであれば、たとえ1打でも上達したいと願うのが世の常だ。
- どこまで上達したいか
- いつまでに上達したいか
- どうやって上達したいか
急に聞かれると、即答できないかもしれない。
しかし、ゴルファーは本能で上達に向かう行動をしているはずである。
ここで、ゴルフを「最短経路問題」に例えてみよう。
- 現在地は、現状スコア。
- 目的地は、目標スコア。
- 経路は、目標に至るまでの方法。
もちろん目的地まで早く到着することが求められる。
ゴルファーとしては、以下の「7種類の移動手段」が存在する。
<7種類の移動手段>
①徒歩
②自転車 ★今回はここ
③自動車
④水泳
⑤船
⑥飛行機
⑦ロケット
では、どのような移動方法を選択すれば良いだろうか?
今回は、人力で移動する乗り物としては最速の「自転車編」を解説してみよう。
自転車
自転車とは
「自転車」とは、車輪を駆動することで推進力を得て、地上を走行する乗り物である。
人力に頼る乗り物としては、最速のスピードを誇る。
ギネス記録では人力走行で約140kmを達成している。
当然だが、「徒歩」と「自転車」のスピードを比べるとその差は歴然。
<速度比較>
徒歩:時速5km、1kmあたり12分
ママチャリ:時速15km、1kmあたり4分
クロスバイク:時速30km、1kmあたり2分
ロードバイク:時速40km、1kmあたり1.5分
「徒歩」と「ママチャリ」と比較しても、3倍のスピードで「歩行者」を軽く抜き去ることができる。
ウサギとカメの話
ウサギとカメの話は誰もがご存知かと思う。
足の速いウサギと足の遅いカメが競走をし、最終的にはカメが勝利する話だ。
<あらすじ>
①ウサギとカメが山の頂上まで徒競走をした。
②ウサギは、自らの足が速いことを過信し、道中で一休みをした。
③カメは、自らの足を遅いことを自覚し、絶え間なく歩みを進めた。
④勝負の結果は、カメの勝ち。
教訓は何かと問われれば、
ウサギを主人公とすれば「油断大敵」
カメを主人公とすれば「一生懸命」
といったところか。
しかし、カメは所詮カメ。
「一生懸命なカメ」になるのではなく、「一生懸命なウサギ」になることが最強の上達方法だ。
もし諸君がたとえカメであったとしても、ウサギになれる方法がある。
「カメ」が「自転車」に乗ればいいのだ。
自転車に乗るということ
失礼を承知で申し上げる。
ゴルフで「徒歩」の手段を取っている者は、永遠に拙者には勝てない。
なぜなら、拙者は「自転車」に乗っているからだ。
自分仕様にカスタマイズし、自分の体の一部であるかのように動き回ることができる。
「スピード」も「小回り」も、徒歩には絶対に負けない。
更には、拙者は毎日ゴルフのことを考えており、油断などもしない。
相手が「徒歩」で挑んできたとしても、いつでも全力だ。
拙者は体格やセンスにも恵まれていない「一生懸命なカメ」だが、自己流に開発した「自転車」に乗っている。
その辺のカメでは勝ち目はない。
まとめ
拙者が意図することが分かっただろうか?
勘のいい人は気付いたはずだ。
このまま「徒歩」を続けるよりも、「自転車」に乗ったほうが良さそうだと。
ゴルフを「最短経路問題」として考えた時に、「徒歩」の選択肢しかない人は一生上手くなれない。
拙者が保証する。
世の中には「自転車」という、人力で移動できる最速の乗り物があるのだ。
ほんの少しの力を推進力に変換してくれる。
それだけではない。
自転車は小回りもきくし、傾斜などの負荷に応じてギアチェンジもできる。
ママチャリから、マウンテンバイク・ロードバイクなど種類も様々だ。
アシスト機能がついたハイテク自転車もある。
以上、「徒歩」と「自転車」の比較。
これは比喩表現であるが、「徒歩」よりも早くゴールに近付ける方法があることを諸君にも知って欲しい。
真面目な「歩行者」をさっそうと追い抜いていこうではないか。
徒歩を続ける諸君に、改めて言う。
「まだ自転車に乗っていないの?」
(ゴルフ侍)
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