ハーフショットの打ち方

今回はハーフショットを伝授しよう!
ハーフとは「1/2、二分の一」という意味である。
ゴルファーであれば「ハーフショット」を知っているだろう。しかし、人によっては認識が異なり、勘違いの元となる。「ハーフ」とは何が半分なのか。
<ハーフにする要素とは?>
- スイング幅
- 力加減
- 飛距離
- ヘッドスピード
全ての要素が複合的に解釈され、完全オリジナルの「ハーフショット」ができあがる。
他人が言う「ハーフショット」を再現しようにも、条件が異なるために再現することは不可能に近い。「ハーフ」という言葉が持つ意味にこだわらなくていい。一種のショットだと思えばいい。
「ハーフショット」を練習すると、スイングの基礎固めに役立つことは事実だ。
早速、「ハーフショット」の打ち方をご紹介していこう。
「右脇」から「左脇」の振り幅
- トップ:手元を「右脇」まで上げる
- フィニッシュ:手元を「左脇」まで上げる
スイング正面(トップ)
ポイント
視覚的なチェックポイント
- トップでシャフトが「垂直」となる
- フィニッシュでシャフトが「垂直」となる
補足解説
- 「脇」より下は水中だとイメージし、その水面下で振り切る
- 「右脇」から「左脇」のマン振りを心掛ける
- スイング中に「両脇」を締めながら振ると、トップとフィニッシュが決まる
- スイング中に手元が「みぞおちの前」をキープする意識も良い
- クラブを立てて使うスイングを体感できる
- クラブヘッドの位置エネルギーを使えるので、意外と距離が出る
おわりに
以上、「ハーフショット」の打ち方を紹介した。
「ハーフショット」を提唱するレッスンプロは多く、その有用性は語るに及ばない。
ただし、初心者が陥りがちな罠がある。それは「ハーフショットでは力を抜いて打つ」という誤解だ。あらゆるショットは「全力」で打たなければ、再現性が薄れる。
50ヤードのアプローチで「ハーフショット」を使う状況を考えてみろ。
飛距離を抑えるためにスイング幅を「右脇から左脇で」調整したはずなのに、そこから更に力加減を入れてしまうと距離が安定しなくなるのは誰でも想像つくだろう。
短い距離で力を抜きがちだが、全力で振ってみろ。その最大飛距離が諸君の基準となり、コース攻略の鍵となる。飛び過ぎるリスクは完全に排除でき、ミスをしてもショートするだけだ。
自分の最大飛距離でピンを狙うようにすれば、必ずスコアアップできる。
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⑤クォーターショット(1/4) |