クォーターショットの打ち方

今回はクォーターショットを伝授しよう!
クォーターとは「1/4、四分の一」という意味である。
「スリークォーターショット」は有名だが、「クォーターショット」はあまり知られていない。もし自信を持って「できる」と答えられる人は、ゴルフ巧者だ。
「クォーターショット」は飛距離は出ないが、コントロール性に優れている。アプローチはもちろん、林の中からのトラブルショットにも適している。しっかりと極めれば、どんな場所からもピンに寄せることができるだろう。
そんな「クォーターショット」の打ち方をご紹介しよう。
「右腰」から「左腰」の振り幅
- トップ:手元を「右腰」で止める
- フィニッシュ:手元を「左腰」で止める
スイング正面(トップ)
ポイント
視覚的なチェックポイント
- トップでシャフトが「水平」となる
- トップでシャフトが「目標後方」を向く
- フィニッシュでシャフトが「水平」となる
- フィニッシュでシャフトが「目標方向」を向く
補足解説
- 「腰」から下は水中だとイメージし、その水面下で振り切る
- 「右腰」から「左腰」のマン振りを心掛ける
- 「左腰」の高さで止めるために、打ったら終わりの感覚で良い
おわりに
以上、「クォーターショット」の打ち方をご紹介した。
「クォーターショット」は、その名はさておき、レッスン項目の筆頭に挙げられるショットである。
しかし一般的には「30ヤードを打て」などと距離を指定されるが無視しろ。20ヤードでも40ヤードでもいい。「右腰」から「左腰」のスイング幅の中で、全力で振り切れ。そうして振り切った距離が自分の揺るぎのない基準となる。
クラブとしては5番アイアン以下のクラブで試すのだ。
スイング造りにも役立ち、また実戦の場で必要とされる時が必ず来るだろう。
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5種類のゴルフスイング | |
①マックスショット(MAX) | |
②フルショット(1/1) | |
③スリークォーターショット(3/4) | |
④ハーフショット(1/2) | |
⑤クォーターショット(1/4) |