拙者、ゴルフ侍と申す。
ゴルフと剣技を極めた拙者が、「ゴルフ上達法」について鋭角に斬り込んで見せよう。
はじめに
ゴルファーであれば、たとえ1打でも上達したいと願うのが世の常だ。
- どこまで上達したいか
- いつまでに上達したいか
- どうやって上達したいか
急に聞かれると、即答できないかもしれない。
しかし、ゴルファーは本能で上達に向かう行動をしているはずである。
ここで、ゴルフを「最短経路問題」に例えてみよう。
- 現在地は、現状スコア。
- 目的地は、目標スコア。
- 経路は、目標に至るまでの方法。
もちろん目的地まで早く到着することが求められる。
ゴルファーとしては、以下の「7種類の移動手段」が存在する。
<7種類の移動手段>
①徒歩
②自転車
③自動車
④水泳
⑤船 ★今回はここ
⑥飛行機
⑦ロケット
では、どのような移動方法を選択すれば良いだろうか?
水上を行く手段としては最も速い「船編」を解説してみよう。
船
船とは
「船」とは、水上を移動する目的で作られた乗り物の総称である。
基本的には海・湖・川などの水上を移動する乗り物を指しているが、その種類は多岐に渡る。
<船の種類>
・旅客船: 人を運ぶ船
・貨物船: 物を運ぶ船
・漁船: 水産物を獲る船
・軍艦: 戦闘をする船
・潜水艦: 水中に潜る船
船を移動手段として捉えた時に、目的地に行くには「地上」と「水上」、どちらが近道か。
「水上」が近道であれば、「泳ぐ」よりも「船」に乗ってしまうことだ。
海の危険に晒されることもなくなる。
誰にでも分かる単純明快な選択であろう。
船に乗るという意味
ゴルフにおいて、船は「レッスンプロ」に教わるという意味に近い。
本屋に並んでいるレッスン書をイメージして欲しい。
誰もが知っている著名なレッスンプロの本は、所狭しと積み重なっている。
「皆で乗れば怖くないよね?」
世間で受け入れられたレッスンプロには、それだけ師事する生徒(客数)が多い。
確かに「船」は巨大であればあるほど、波や風などの影響は受けない。
考えられるだけの不安要素をカットし、万人受けするシステムに作り上げてきた。
それはそれは快適な旅が保証されるであろう。
その分、「コスト」は覚悟せよ。
乗ったら最期、もう脱出することは困難だ。
海に飛び降りるほどの決心が必要になる。
「豪華客船」に実際に乗るのか。
「豪華客船」の本を買って、想像の世界で楽しむのか。
悩みに悩んで、諸君の好きにするがいい。
豪華客船から飛び降りろ
これから「豪華客船」をボコボコに叩き潰す。
この先に書かれた内容は、豪華客船に乗るような人間が読む話ではない。
豪華客船を夢見る者は、さっさと立ち去れ。
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準備はいいか?
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拙者は「豪華客船」には絶対に乗りたくない。
それに乗れば目指す場所に行けるのであろうが、全然面白くない。
・乗客は、受身型の人間だらけ。
・乗組員は、乗客の扱いに慣れた腑抜け共。
・施設は、全乗客のニーズを満たす快適さ。
ここまで読んでいる諸君は、分かっているな?
豪華客船の凄いところは、船の機能を高次元で「システム化」したことだ。
それさえできてしまえば、乗っている人間(乗客・乗組員)は何でもいい。
豪華客船を降りる頃には、それなりのレベルの地に上陸できるだろうが、
寄航できる目的地は限られている。
ニーズの多い場所には行けるが、見果てぬ地への上陸は不可能。
豪華客船に群がる者は、まるで「烏合の衆」だ。
まとまっているようで、何もまとまっていない。
何でそこにいるのか分からない者もいる。
そんな目的や野心のない者と関わっていても、何の刺激も得られない。
はっきり言って、時間の無駄だ。
そうと気付いた瞬間、勢いよく豪華客船から飛び降りるのだ。
海賊船のすすめ
飛び降りることができた諸君は、「海賊船」に乗り込もう。
「海賊船」で世界の財宝を探す旅に出かけるのだ。
まるで、ワンピースの「ルフィ」のように。
<ルフィの仲間達>
①ルフィ(船長): 目的地を決める
②ゾロ(戦闘員): スイングをする
③ナミ(航海士): コースマネジメントをする
④ウソップ(狙撃手): ショットのアライメントをする
⑤サンジ(コック): ショットのアレンジをする
⑥チョッパー(医者): 体力やメンタルを回復する
⑦フランキー(船大工): スイングを作る
⑧ブルック(音楽家): ゴルフを楽しむ
⑨ロビン(考古学者): スイング理論を知る
ルフィの仲間達には、ゴルフでも必要な役割が全て揃っている。
1つの目標に向かって同乗しており、非常に心強い仲間達だ。
その旅の行方には数多くの困難が待ち構えているだろう。
小型の海賊船であれば、海の波や風は容赦なく襲ってくる。
船酔いもするだろう。
しかし逃げ場はない。
仲間と力を合わせて、荒波にもまれながらも目的地に突き進もう。
まとめ
ここまで読んでくれて、かたじけない。
少し豪華客船への苦言が強かったかもしれない。
これは「己のゴルフ道を突き進もう」という理念からだ。
豪華客船にも価値はある。
拙者も最新のゴルフ理論には目を通しているし、人並み以上に勉強している。
しかし、最後には自分の力で進むことだ。
自分だけの目的地が必ずあるはず。
(ゴルフ侍)
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