拙者、ゴルフ侍と申す。
坊主頭をこよなく愛する、昭和生まれの日本男児である。
坊主こそが日本人として最強・最高の髪型であると断言しよう。
諸君の周りにも坊主がいると思うが、彼らには人知れず悩みがある。
ネタでもいい。
坊主の生態をどうか知っておいてはくれないだろうか。
思いやりの心を持って彼らに接して頂ければ、拙者の本望でござる。
格好悪い
サンバイザーが似合わない
2010年に池田勇太プロがサンバイザーをしてプレーしている時を思い出してくれ。
本人はジャンボ尾崎を師事しているため、若いにもかかわらず昭和の雰囲気を持っている。
しかし。
しかし。
短髪にサンバイザー、格好良いと思う人はいるのだろうか?
彼のファッションセンスには疑問が残る。
拙者の「髪スカウター」で調査したところ、以下の長さが表示された。
・トップ:15ミリ
・バック:12ミリ
・サイド:9ミリ
この長さでは坊主界の中では「坊主」とは呼べないが、
呼称としては「スポーツ刈り」や「角刈り」レベルであろう。
ここで諸君にはっきり言っておく。
「坊主」には、サンバイザーの選択肢はない。
なぜなら、サンバイザーは髪があることを前提にした帽子だからだ。
坊主がサンバイザーをしたときのことをイメージして欲しい。
河童(カッパ)の皿のように、頭頂部がむき出しになる。
これだけでも大爆笑は必至、あるいは、セクハラで不快感を与えそうだが、
そのままゴルフをしようものなら、皿の部分だけが真っ黒に日焼けする。
それに加えて、サンバイザーを付けていた跡には白い肌が残ってしまう。
もう完璧に理解しただろう。
坊主にしてしまうと、サンバイザーは絶対に似合わない。
「坊主」と「サンバイザー」は天敵だ。
「サンバイザー」なんてなくなればいいのだ。
頭の形がくっきり分かる
坊主には「似合う人」と「似合わない人」がいる。
それを見極めるのは、やはり「頭の形」であろう。
一般人にとって、物心ついた頃から「髪」があるのが普通である。
しかしながら自分の頭の形など知らずして、一生を終える人が大半だ。
坊主暦の長い拙者からすると、坊主が似合う条件は以下の通りだ。
<坊主が似合う条件>
・もともとがイケメン(絶対条件!)
・色黒>色白
・マッチョ>ガリガリ
・おでこあり>おでこなし
・丸型>角型
イケメンはもう何をやっても許される。
色黒やマッチョに関しては、素質ではないので後から何とでもなる。
しかし、「おでこ」は産まれつきの要素であり、どうしようもない。
「おでこ」があったほうが坊主が似合うと思うがいかがだろうか。
坊主はやってみないと分からない。
夏休みや冬休みなど、まとまった休暇がある時に是非お試し頂きたい。
ただし自己責任ということで、よろしくお願い申し上げる。
実は、坊主が似合わなくても心配ない。
それが諸君のキャラクターに発展していく。
髪が伸びるとみっともない
ここで質問。
髪は1日にどのくらい伸びるでしょうか?
答えは、1日に「0.3~0.4ミリ」伸びる。
1週間で「2.1~2.8ミリ」、1ヶ月で「9~12ミリ」、伸びることになる。
これを短いとみるか長いとみるかは人それぞれ。
坊主の代表である拙者からすると、大変長いと感じる。
なぜなら今日、坊主にしたとしても、1週間後には台なしだからだ。
特に、もともと3ミリ程度の坊主だったのが、更に3ミリ伸びると髪の長さが二倍だ。
全長6ミリとはいえ、「坊主のロン毛」である。
坊主界の「キムタク」だ!
ということで、坊主は1週間に1回のペースで刈り上げないといけない。
これを怠ると悲惨なことになるのは想像できるだろう。
特にサイドの髪が伸びてしまうと、無精ひげのようで大変みっともない。
刈り上げた初日は、髪同士の調和が取れていない。
しかし3日が経つと、髪が頭に馴染みベストコンディションになる。
まとめ
以上、坊主にすることで格好悪いとされるデメリットを伝えた。
①サンバイザーが似合わない
②頭の形がくっきり分かる
③髪が伸びるとみっともない
坊主には坊主だけの苦しみがある。
そうした宿命を全て背負って、坊主として生きているのだ。
坊主を愛するがゆえに、拙者にとって、
デメリットは既にデメリットではなくなってしまった。
(ゴルフ侍)