拙者、ゴルフ侍と申す。
ゴルフと剣技を極めた拙者が、「ゴルフ上達法」について鋭角に斬り込んで見せよう。
はじめに
ゴルファーであれば、たとえ1打でも上達したいと願うのが世の常だ。
- どこまで上達したいか
- いつまでに上達したいか
- どうやって上達したいか
急に聞かれると、即答できないかもしれない。
しかし、ゴルファーは本能で上達に向かう行動をしているはずである。
ここで、ゴルフを「最短経路問題」に例えてみよう。
- 現在地は、現状スコア。
- 目的地は、目標スコア。
- 経路は、目標に至るまでの方法。
もちろん目的地まで早く到着することが求められる。
ゴルファーとしては、以下の「7種類の移動手段」が存在する。
<7種類の移動手段>
①徒歩 ★今回はここ
②自転車
③自動車
④水泳
⑤船
⑥飛行機
⑦ロケット
では、どのような移動方法を選択すれば良いだろうか?
まずは一番のボリュームゾーンである「徒歩編」を解説してみよう。
徒歩
徒歩とは
「徒歩」とは、自分の足で歩くこと。
人間は二足歩行を始めてから、加速的進化を遂げてきた。
両手が自由になり、様々な道具を発明してきたからだ。
一方、多くのゴルファーは歩けるようになったにもかかわらず、「歩き」に固執する傾向がある。
こんなに原始的行動を愚直に続け、他の移動方法を見出そうとは微塵も考えない。
生きる化石のような人間だ。
このようなゴルファーはいずれ自然淘汰されていく。
進化を目指す者よ。
ある程度、歩けるようになったのならば、もう歩みは止めよう。
人生は有限だ。
歩くだけでは、遠くにいくことはできない。
徒歩の弊害
例を挙げよう。
歩きを続ける諸君は、ゲーム界における、いわば「縛りプレー」をしている。
- 何も装備をしないでラスボスを倒す
- 特技や呪文を禁止する
- スライム(最弱モンスター)しか倒してはいけない
- 仲間なしで戦う
など。
本来の目的を見失い、制約条件の中でプレーすることに価値を見出してしまっている。
高みを極めた者だけに許される高尚な遊びだ。
素人は決して手を出してはいけない。
ゴルフで言えば、パター・アプローチだ。
それをゴルフの真髄だと思い込んで、そればかりを練習する。
自らの自由を制限する「縛りプレー」だということに気付いていない。
諸君も愚かだと思わないか?
それがゴルフの王道だと信じるのか?
もう自己洗脳から解き放たれよう。
まとめ
「徒歩」は、ゴルフの「基礎・基本」であることは否定しない。
全てのゴルファーは「徒歩」から始まる。
一歩一歩ではあるが、着実に目的地まで向かうことができる。
しかし、そこで安住してはいけない。
目的地に最短時間で向かうには「歩き」では遅すぎるのだ。
歩みが遅い者には、誘惑も多い。
周りにいるたくさんのゴルファーと雑談し、
いつまでも目的地に辿りつけない自分達を慰め合い、
でもこれが最善の方法なんだと皆で信じている。
ある程度でも結構。
歩き方を学んだ者は、走り方を学んで、どんどん前に進むべきだ。
「歩き」は所詮「歩き」。
他の移動方法には絶対に適わない。
さっさと別の方法に乗り換えて、目的地まで急ごうではないか。
(ゴルフ侍)
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