ゴルフコラム

「マン振り」と「フルスイング」の違いとは?

投稿日:2018年9月6日 更新日:

拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。

 

巷では、こんな言葉をよく聞く。

 

絶対にマン振りするな!
マン振りしてるからスライスするんだよ!

 

まるで「マン振り」が親の敵であるかのような仕打ちだ。

有名なレッスンプロも「マン振り」に対して否定的な意見が多く、アマチュアゴルファーの中では「マン振り=悪い癖」という考え方が常識になっている

実際、マン振りをしたことがない「マン振り童貞」は数知れない。

 

この辺で「マン振り=悪い癖」という風潮を変えさせてもらおう。

拙者は「マン振り」を始めてから、ゴルフが変わった。

飛距離を200ヤードから280ヤードに伸ばした原体験を諸君に伝え、「マン振り」の市民権を獲得したい。

「マン振り」を毛嫌いするゴルファー、そしてゴルフを始めたビギナーや飛ばないゴルファーは、是非とも読み進めて頂きたい。

 

「マン振り」こそが正義だ

 

「マン振り」の定義

「マン振り」を語る上で、「フルスイング」との関係は外せない。

まずは「マン振り」と「フルスイング」の定義について確認していこう。

 

ゴルフ用語には、他のスポーツと共通のものも多いが、ゴルファーにしか通じない言葉もある。「マン振り(hard swing)」もそのひとつだろう。

マン振りは、要するに「フルスウィング」のことだが、言葉のニュアンスとしては、フルスウィングをさらに超えるような強振という意味。プロは滅多に100%に近い強さでスウィングすることはないので、「アイツ、マン振りだよ」というのは、どちらかというと“振りすぎ”を皮肉っている感じになる。

ちなみに、マン振りの「マン」は、「超」と同じような強調語として、「マンスライス(超スライス)」とか、「マンチー(超チーピン)」というように、他のゴルフ用語にもくっつけて使ったりする。特に学生ゴルフ出身のゴルファーが多く使うようだ。

引用元:マン振り【hard swing】- ゴルフ用語 | ゴルフダイジェストTV

 

上記の内容をまとめると、「マン振り>フルスイング」という数式が成り立つ。

 

拙者の考えも追加すると、以下のように整理される。

ポイント

①フルスイング

100%のスイング。

力感・しなやかさ・リズムなどのスイングバランスが完全に調和された状態。

②マン振り

100%を超えるスイング。

己のリミッターを解除することで、自分の限界を超越した状態。

 

このように定義付けしてみると、「マン振り」は自分ではコントロールできない領域なので、やはり実践することは危険に思える。

 

 

しかし!

100%のフルスイングをしているだけで、飛距離は伸びるだろうか?

 

否、飛距離は伸びない!

 

からくりはこうだ。

「マン振り」を経験したことがない人は、まだまだ強振できる余力があるにもかかわらず現状を100%、すなわち限界だと思い込んでいる。

実際には60%程度かもしれない。

本来であればもっと飛ぶポテンシャルを持っていながら、それにずっと気付けないのは悲しいことだ。

 

まずは「マン振り」で自分の限界を知ることである

「マン振り」をすれば、諸君はもっとクラブを振れることに気付く。

そのスイングを体験し、バランスが取れたフルスイングに落とし込めた時、以前よりも間違いなく飛ぶようになるだろう。

 

また、己の限界を知った後、更なる飛距離を求める人にも「マン振り」は最適だ

現在のポテンシャルを知ってしまった諸君、そこから更なる高みを目指すには、自分自身のスイングを壊さなければ次にはいけない。

スイング改造だ。

スイング改造では、今までとは違った体の使い方や考え方で「マン振り」をしてみるべし。

もっと効率的なスイングが見つかるかもしれない。

 

まとめ

以上、「フルスイング」と「マン振り」の違いについて考えてみた。

「フルスイング」の質を上げるには、「マン振り」を経験することが大事である。

ゴルファーであれば「マン振り」は必ず経験しておこう

 

そして、そのマン振りには以下の2つのステップがある。

マン振りのステップ

ステップ①:まずは己のポテンシャルを知る

ステップ②:次に己のポテンシャルを広げる

 

弱いスイングを何千、何万回と練習してても、300ヤードは飛ぶようにならない。

時には「マン振り」のスイングを繰り返し、自分のスイングをバージョンアップしていこうではないか。

拙者は350ヤード先のフェアウェイを目指す。

まだまだ道半ばだ。

 

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「マン振り」が全てのゴルファーを救う 学生時代は「体育会系ゴルフ部」に所属。 今では己の「ゴルフ道」を探求する日々を送っておる。 当時、身長168センチ・体重58キロの小柄な体格ゆえに、ドライバーは上 ...

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