拙者、ゴルフ侍と申す。
ミスショットの原因を、拙者が見事に断ち切って見せよう。
ゴルフにはミスショットが付きものだ。世の中は因果応報、ミスショットに繋がる原因が必ずある。拙者と共に、その原因と対策をしっかりと学習し、不必要なミスショットが出ないように準備して参ろう。
今回は「インパクト編」だ。
ミスショットは、インパクト由来のものが多い。プロでさえ、毎回芯で捉えることは困難だ。球への当たり方は様々であり、打球の挙動を大きく左右する。
以下に、6種類のインパクトを準備した。
これでミスショットを予防できれば最高だが、一度発生したとしても再発しないように注意すべし。
インパクト別ミスショット
①トップ
トップを治すには、「マン振り+ハンドダウン」だ。
世の中、複雑な理論に溢れ過ぎだ。トップ如きで、スイング改造をするまでもない。今までと同じスイングで、ハンドダウンで構えて打て。すると、厚めのインパクトとなり、一瞬で解決だ。
トップには、ハンドダウンだ。
アドレス時点でミスを排除しろ。
②ダフリ
ダフリを治すには、「マン振り+ハンドアップ」だ。
トップと対になるミスショットだけあって、解決法は対照的。トップにはハンドダウン、ダフリにはハンドアップがよく効く。ダフリの度合いが大きくて困っているならば、ハーフトップのイメージぐらいでちょうどいい。
ダフリには、ハンドアップだ。
飛距離も方向性も良くなるぞ。
③空振り
空振りを直すには、最適なボール位置を探すことだ。
スイング論は置いておこう。とにかくマン振りを繰り返して、そのスイングで当たる場所に球を置くようにするのだ。その試行錯誤をするだけで、もう解決したも同然だ。いつものアドレスで、いつものマン振りを心掛ければ空振りなど二度と出ないだろう。
空振りでひるむな。
マン振りありきで、アドレスを固めろ。
④てんぷら
てんぷらを治すには、「マン振り+直ドラ」だ。
ほとんどのてんぷらがドライバーでのティーショットで起こる。フェース面を超えた上部に当たるほど、ヘッドがボールの下に潜っているのだ。絶対てんぷらをしたくないのであれば、ティーアップを止めれば良い。
てんぷら職人はもう卒業だ。
直ドラを打てるレベルブローを習得せよ。
⑤シャンク
シャンクを治すには、「マン振り+短めグリップ」だ。
シャンクは急に訪れる厄介者だ。シャンクが出るのは、体力・気力に起因するスイングが乱れている証拠。ミスを引きずらずに、「マン振り」の素振りでリセットできれば一番いい。
どうしてもシャンクが怖いのであれば、一歩譲って、短めグリップでのマン振りを推奨しよう。決して当てにいかずに、しっかりと振り切ることがポイントだ。
「シャンク」を意識するのではなく、
「マン振り」することに集中せよ。
⑥裏シャンク
裏シャンクを治すには、アドレスで球から離れるべし。
ネックの手前側でインパクトしている。これは曲芸だ。
球との位置関係が把握できていない初心者が稀に繰り出してくる。自打球はもちろん、同伴競技者への打ち込みにもなるので、文字通りの必殺技だ。誰にも当たらないことを祈る。
両腕は地面に対して垂直に降ろし、
クラブヘッドはライ角通りに構えよ。
まとめ
以上、6種類のインパクトが起こすミスショットに対して、それぞれの対処法について説いた。
インパクトは誤差が出るものとして捉えよ。そして自分の傾向を知って、すぐに治せるようにしておこう。実戦でスイング調整をするには、まずは練習場で試しておかねば成功しない。準備あれば、憂いなし。この準備の程度が勝敗を分けることになる。
これにて一件落着。
(ゴルフ侍)