拙者、ゴルフ侍と申す。
先日にゴルフ練習をしてきたので、その内容を報告しよう。
今日は普段行っている練習場がメンテナンスで休場していたため、隣の練習場を利用してみた。
打席料は無料、1カゴ55球で500円だったかと記憶している。
拙者は100球入魂と決めているが、この日は110球入魂で練習に励むこととなった。
先日のラウンド結果が尾を引く
先日のラウンドでは「94」というスコア。
90以上のスコアが出たのは2年振りであろうか。
その余波はスイングにもあらわれていた。
イメージと実際の動きがバラバラで、体もクラブも言うことを聞かない。
ラウンドの後半で掴んだ方法も、結果は芳しくない。
大叩きの後は、どんな練習をすべきか
スコアが悪かった後は、コントロールショットでしっかりとスイングを整えるに限る。
・
・
・
否。
そんな悠長なことは言っていられない。
現状の情けないスイングを固めたところで、行く末が目に浮かぶ。
「そこそこ飛んで、そこそこ上手い」、その辺にいる名もなきゴルファーで終わる。
満足できるならばそれでもいい。
しかし競技ゴルファーとして生きていくのであれば、「かなり飛んで、かなり強い」ゴルファーにならなくてはならない。
今回スイングが崩れたということは、体調・体格・メンタル、色んな要素が重なり合って「今のスイングは合わない」という結果が表れたのだ。
今までのスイングに未練はない。
「自分に合わない」という結果が分かっただけでも充分である。
新しいスイングを求めて「マン振り」を繰り返す
年々、体が変わってくる。
所属している団体の役職も変わってきて、飲み会に顔を出すことも多くなった。
「アスリート」を標榜する拙者も、筋肉は衰え、贅肉が増え続けていることが分かる。
毎回同じイメージで振っていては駄目だ。
常に新しいスイングへと進化を続けていかなければならない。
そのためには、全てのスイング要素を取っ払って「マン振り」するのが一番だ。
すると時にはナイスショットが出るだろう。
その時の感触を覚えて、必死に言語化を図るのだ。
その言語がピタッと当てはまった時、自分の技術を確立したのも同然である。
今回も新しい知見を手に入れた。
備忘録として以下に書き記しておこう。
トップで背中を目標方向に向ける
朝練でござる。
前回のラウンドでスイングが崩壊してしまったが、拙者はコントロールショットでスイング調整することはしない。
スイングが崩れた時は、実はチャンス。
「マン振り」で新たなスイングを手に入るべし。 pic.twitter.com/6ix5sZjAm7
— ゴルフ侍@マン振り指南中 (@golf_samurai11) December 19, 2018
「トップで背中を目標方向に向ける」、このイメージを持って打つとナイスショットが続いた。
背中といえば、「肩から腰までの全体」を意味している。
肩だけ回したり、腰だけ回したり、そういった部分的な動きは1つに集約できる。
そして体の捻転がありながらも、腰と肩の捻転差を抑えることができており、スイングの安定感が高まっているような気がする。
「ドアスイング」というのだろうか。
体の調子が良い時も悪い時も、このイメージであれば一定の結果が見込めそうだ。
肝心の飛距離だが、体の捻転が今までよりも深く入っており、今までの飛距離と勝るとも劣らない。
今までのスイングでは体の捻転が不十分であったのか。
少し懐疑的になりながらも、新しいスイングの感触に目を細める。
特にインパクトが変わった。
今までよりも分厚い。
これが捻転力の強さなのか、体もダイナミックな動きで気持ちいい。
手先で合わせるようなスイングではないので、安定感としてはこのスイングが良いかもしれない。
何かを捨てれば、何かが手に入る
何かを手に入れようとするには、手に持っている物を手放さなくてはならない。
それが今回の場合は今までのスイングイメージであり、それを壊すことを宣言してこそ新しいスイングが手に入る。
今までのスイングがベストであるという保証はないが、常にベターなスイングを追い求めていこう。
現状に満足することなかれ。
必ず這い上がって見せる。
リアルな試行錯誤をご覧頂きたい。