拙者、ゴルフ侍と申す。
2019/6/17にゴルフ練習をしてきたので、その内容を報告しよう。
2019年度の全米オープンはとうとう決着を迎えた。
優勝は「ゲーリー・ウッドランド」。
185センチ・91キロの巨漢であり、PGAツアーでも屈指の飛ばし屋として知られている。
もともと名前は知らなかったのだが、Twitterで地を這うような低弾道スティンガーを打っていたのが彼だったと気付いた時には驚いた。
低めのトップから繰り出すショットは見るからに安定感抜群!
風貌はケプカ選手に似ているのだが、どちらもパワフルであり、小技も上手いとあっては手が付けられない。
時代は「パワーゴルフ」である。
飛ばしを捨てて、小技に逃げているゴルファーにも事実を受け止めて欲しい。
飛ばしは求めれば得られる。
飛ばしは決して逃げない。
逃げているのはいつだって自分自身だ。
世界アマ予選前の練習
さて、二日後には「世界アマ予選」が控えている。
参考までに公式ホームページを以下に掲載しておく。
日本アンダーハンディキャップゴルフ選手権 2019 World Amateur Golfers Championship Japan | ハンディキャップ競技で目指す世界選手権への道
初めて参加する競技なのだが、「世界アマ」というタイトルに心が惹かれてしまった。
自分のオフィシャルハンディで戦うハンデ戦であるが、各レベルのゴルファーに世界決勝への扉が開かれるのが特徴である。
<ハンデ別競技>
・1フライト:0〜5.4までのハンデ
・2フライト:5.5〜10.4までのハンデ ◀拙者のカテゴリー
・3フライト:10.5〜15.4までのハンデ
・4フライト:15.5〜20.4までのハンデ
・5フライト:20.5〜25.4までのハンデ
言うなれば、自分の実力以上のスコアが出せれば、誰にでも日本代表になるチャンスがある試合である。
うおぉぉぉぉ!
燃えてきたぞ!
絶対に予選通過して、世界決勝で大暴れしたい!
ヘッド軌道は8の字を描け!
週1回の練習では、なかなか理想のスイングは手に入らない。
自然体のスイングをすると、ダウンからインパクトにかけて、右かかとが浮き上がってしまうのが拙者の悪癖だ。
右かかとが浮かないように打てれば、ミート率が上がり、かつスイングの安定性が増すので、これが最近の課題となっている。
今回の練習では「右かかと」の意識を思い切って無視してみた。
意識をしたのは「ヘッド軌道」である。
朝練
明後日の世界アマ予選に向けて、
全米オープンを尻目にしっかりと練習!出力を下げてバランスを整えてきましたが、飛距離は落ちずに方向をコントロールできてきましたよ!👍#ヘッドスピード49#36歳で大学生に間違われる悲劇 pic.twitter.com/R7JSWsXiZP
— ゴルフ侍@6/19岡部チサンCC美里コース (@golf_samurai11) June 17, 2019
具体的な経緯について話そう。
前回まではビンタ打法を練習していたわけだが、ビンタ時の右手首をイメージするのではなく、もっと先にあるクラブヘッドに意識を移してみたわけだ。
アドレス時に右手の平がしっかりと目標を向いていれば、ヘッドも同じく目標を向くはず。
言い換えるとすると、「右手でビンタ」ではなく、「ヘッドでビンタ」だ!
ということで、ヘッドでビンタをしてみた。
しかし、右手とヘッドの感覚は合わない。
体からの距離だけではなく、遠心力や重力のかかり方も全く異なるからだ。
そうこうしながら試行錯誤をしていると、ナイスショット時にはヘッド軌道が「8の字」を描いていることに気付いた。
<ヘッド軌道>
①テークバック:アウトサイド
②トップ:アウトサイドからインサイドへのループ
③ダウン:インサイド
言葉に表すとこうだ。
ゴルフ素人のスイングのようにも見えるだろう。
しかしスイングレベルを上げる秘訣が隠されている。
それは①テークバックで、ヘッドはアウトサイドに上げるように動かすのだが、グリップはしっかりとインサイド(体側)に引き付けることだ。
こうすることでヘッドの動きが相殺され、後方から見ると完全にスクエアに挙げているように見えるのだ。
今話題の「テークバックは左ハンドルで上げる」というレッスンにも通じるところがあり、意識は違えども結果は同じになる。
そして②トップでは、本当にループさせる意識で切り返す。
トップでは急に逆回転になる動きだが、このループ現象がしっかりと力を溜めてくれる。
最後の③ダウンでは、インサイドからヒットさせるような意識で振ると、「ビンタ打法」と同じようにナイスショットが生まれる。
以上により、「右手」から「ヘッド」へのイメージの置き換えに成功したことになる。
この気付きは、日々のスイングが変化していく中で、イメージの調整として画期的な方法だろう。
ある時は右手を意識。
ある時はヘッドを意識。
もしかすると、意識するのはその中間であるシャフトであっても良いかもしれない。
この点に関しては、もう少し探求を進めていく。
右くるぶしからの巻き込みショット
さきほどの「8の字スイング」も良い気付きだった。
しかしそれだけではない。
「右かかとを上げない方法」ではなく、「右かかとが上がらない方法」を発見したのである。
やはり調子がいい時は、体の感覚も鋭敏であるため、言語化が容易い。
ずばり答えから言うと「右くるぶしからの巻き込みショット」だ。
朝練RE
調子が良かったので正面からも!
【ヘッドイメージ】
・8の字スイング
・右くるぶしからの低入射角ヒット明後日の試合、
自分に期待せずにはいられない。。。😅 pic.twitter.com/CB8TwDIsLA— ゴルフ侍@6/19岡部チサンCC美里コース (@golf_samurai11) June 17, 2019
具体的には、ダウンスイングでヘッドを右くるぶしの真横まで引き付けて、そこからボールへ向かうようなスイングである。
これは前述の「8の字スイング」とセットのイメージである。
トップでアウトサイドからインサイドへのループがあるのだが、インサイドへの動きに一切抵抗することなく、思い切って背中側に回す意識を持ってみると、ヘッドが右くるぶし辺りにくる。
そこからヒットすると、ヘッドは低い入射角を経ながら、パワーがしっかりと溜まった状態で打ち抜くことができる。
インパクト付近の加速は、体で感じられるほどだ。
スイング自体にはまだ慣れておらず、力の入れ所が分からずにヘッドスピードは48~49m/sに留まったが、飛距離は通常よりも勝るとも劣らない。
このスイングでマン振りをマスターした時には、更なる飛距離が得られそうでならない。
次回のラウンド予告
さあ、6/19が待望の世界アマ予選である。
体調は良いし、スイングも良くなっている。
自分に期待しすぎることは良くないが、それだけの準備をしてきたという自負はある。
まずは予選突破に向けて、自分ができることをしっかりやるだけだ。
結果報告を是非楽しみに待っていてくれ。
<今後のゴルフスケジュール>
6/19(水):世界アマ@埼玉・岡部チサンカントリークラブ美里コース
6/25(火):じゃがいも東日本予選@北海道・恵庭カントリー倶楽部
6/26(水):じゃがいも夏季戦@北海道・隨縁カントリークラブ恵庭コース
9/2(月):じゃがいも全国大会@愛知県・三好カントリー倶楽部
10/6(日):じゃがいも秋季戦@静岡県・未定
11/27(水):じゃがいも取切戦@狭山ゴルフクラブ