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ゴルフ練習日記|2019年7月18日
前回のラウンドでは、ドライバー・アイアン共に好調!
スコアは80ながらも、パーオン率は67%(18ホール中12ホール)であり、パターが入り始めればパープレー前後で回れるショット力であったと言えるだろう。その感触を自分の技術に落とし込むために早く練習したかったが、ラウンドして1週間後の練習となってしまった。
果たして、好調なショットは健在なのか・・・?
「両肘の角度」で球筋を打ち分ける
前回のラウンドで好調だった理由は、ドローを打つ時にオープンスタンスで構えることで、打ち出し方向と曲がり幅がコントロールできるようになったからだ。逆に、フェードを打つ時にはクローズスタンスで構えると、力強いパワーフェードが打てるようになる。
この感覚をしっかりと自分のモノにするために、ひたすら練習していると、ふと新しい感覚が舞い降りてきた。
今回の内容はまだ粗削りながら、スイングメモとして「永久保存版」になるかもしれない。スイング論をまとめる際に、参考になるべき内容である。
ずばり、アドレス時の「両肘の角度」で弾道を打ち分けるという代物である!
①高弾道:左肘(上)+右肘(上)
- 左肘(上):目標方向に向ける
- 右肘(上):目標後方に向ける
※上部の画像の通りに拳を合わせると実感できる
高いトップとフィニッシュになり、高弾道となる。
②中弾道:左肘(中)+右肘(中)
- 左肘(中):目標方向から反時計回りに45度に向ける
- 右肘(中):目標後方から時計回りに45度に向ける
※上部の画像の通りに拳を合わせると実感できる
中程度のトップとフィニッシュになり、中弾道となる。
③低弾道:左肘(下)+右肘(下)
- 左肘(下):左脇に向ける
- 右肘(下):右脇に向ける
※上部の画像の通りに拳を合わせると実感できる
低いトップとフィニッシュになり、低弾道となる。
④フック:左肘(上)+右肘(下)
- 左肘(上):目標方向に向ける
- 右肘(下):右脇に向ける
※上部の画像の通りに拳を合わせると実感できる
①~③を試した人なら分かるはず。トップが低く、フィニッシュが高くなるため、ヘッドはインサイドアウト軌道を描き、フックが出るようになる。
<フックの派生形>
- 高ドロー:左肘(上)+右肘(中)
- 中ドロー:左肘(中)+右肘(下)
⑤スライス:左肘(下)+右肘(上)
- 左肘(下):左脇に向ける
- 右肘(上):目標後方に向ける
※上部の画像の通りに拳を合わせると実感できる
構えただけでスライスが出そうな気がしないか?トップが高く、フィニッシュが低くなるため、ヘッドはアウトサイドイン軌道を描き、スライスが出るようになる。
<スライスの派生形>
- 中弾道フェード:左肘(中)+右肘(高)
- 低弾道フェード:左肘(下)+右肘(中)
まとめ
以上、アドレスの「両肘の角度」に着目し、弾道を打ち分ける方法を記録した。
肘の可動範囲は「90度」ほどであるが、この角度はスイングに大きな影響をもたらす。自分の感覚が及ばないところでスイングが崩れてしまう一つの可能性でもある。
アドレスはスイングの準備段階ということで、自分が打ちたい球筋にセットしておくことが求められる。打ちたい球筋に対応するアドレス、そしてスイングイメージを共に一致させることで、自分の思い描いた球筋が少しでも確率良く再現できるだろう。
ポイント
この「両肘の角度」は「グリップの絞り具合」でコントロールできる。
例えば左グリップを内側(ストロング気味)に絞っていけば、左肘は目標方向を向くし、外側(ウィーク気味)に緩めれば、左肘は左脇に向いてくる。
このように肘角度とグリップの関係性は深い。左右のグリップの組み合わせにより、弾道を打ち分けることも可能であると考えられるので、今後の検証の課題とさせて頂こう。