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ゴルフ練習日記|2019年7月26日
前回の練習では、「両肘の角度が球筋を決める」という仕組みについて解説した。
実践をするに当たっては、望まれる結果に対する再現性および信頼性は高いと判断し、拙者の中では保存版の記事としたい。
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ゴルフ練習(2019-30):両肘の角度が球筋を決める
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これを上手く利用すれば、フック・スライス、高弾道・低弾道、球が思いのままに操れる。
次の課題としては、ドローとフェードの打ち出し角度をコントロールすることを考えた。曲がり幅をコントロールすることも重要であるが、それは打ち出し方向がコントロールができてからの話になる。
早速、ドローとフェードの精度を高めるために調査を進めていこう。
ドローの打ち出し方向を極める
ドローは、ヘッド軌道が「インサイドアウト」。
しかし、目標よりも右側に押し出してしまったり(=プッシュアウト)、目標よりも左側に引っ掛けてしまったり(=チーピン)、こうしたミスショットを誘因することがある。
こうしたミスショットは、ずばり「打ち出し方向」に問題がある。
「打ち出し方向」を一点で極めるためには、「打ち出し方向」に影響する要素を排除する必要がある。その最たる要素が「インパクト時のフェース角度」である。
ドローを打つ時に一番困るのが逆球である「スライス」が出てしまうことなので、「インパクト時のフェース角度」のスクエアでヒットしてプッシュアウトになるまでで抑えておかなければならない。
つまりはプッシュアウト前提でしっかりと打ち出し方向を定め、かつ左に曲がっても問題ないような位置取りが必要になる。
以上をまとめてみよう。
- スタンス:目標に対してオープン
- フェース:目標に対してスクエア
- 肩ライン:目標に対してスクエア
- スイング:目標に対してストレートtoストレート
ポイントは「オープンスタンス」。これにより、想定よりも右に飛び出すという危険性を排除できる。
そしてインパクト後に球を包み込むようにヘッドが返る感覚があれば最高だ。
フェードの打ち出し方向を極める
フェードは、ヘッド軌道が「アウトサイドイン」。
しかしドローと同様に、目標よりも左に引っ掛けたり、右にカットしたり、左右のミスショットが同時に生じてしまう。
この現象も「打ち出し方向」を極めることで解消しよう。
フェードを打つ時に一番困るのが逆球である「フック」が出てしまうことであり、「インパクト時のフェース角度」は確実にスクエアかそれよりもオープンでヒットしなければならない。
以上をまとめてみよう。
- スタンス:目標に対してクローズ
- フェース:目標に対してスクエア
- 肩ライン:目標に対してスクエア
- スイング:目標に対してストレートtoストレート
ポイントは「クローズスタンス」。これにより、想定よりも左に飛び出すという危険性を排除できる。
更にはインパクトイメージとして、球に当たり負けるというか、フェース面で球が右に滑るような感覚が出るとフェードが打てるであろう。
テークバックでヘッドを効かせる
上記のドロー・フェードの打ち方とは別件。
テークバックを手元から動かした場合、ヘッドが遅れて上がるわけだが、その時にヘッドの重みを体で感じるとスイングリズムが良くなる。テークバックでヘッドにかかった力が、トップで変換されて、深いトップを再現することができ、強い球を打つことができるようになる。