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ゴルフ練習(2019-34):中島徹プロのスイング解析

投稿日:2019年8月22日 更新日:

拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。

ゴルフ練習日記|2019年8月13日

気合を入れて臨んだ大学対抗戦。

https://twitter.com/golf_samurai11/status/1161050689851645952

気持ちとは裏腹にスコアは振るわず、個人戦でも団体戦でも貢献できずに申し訳ない。自分の至らない心技体を呪うばかりである。

ゴルフ場を出ると、そこからは自動運転となり、気が付くと練習場に到着していた。

「鉄は熱いうちに打て!」

心の叫びが練習場へと誘い、今日の反省と共にゴルフ上達への修練を積むことになった。

中島徹プロのスイングから学ぶ

こちらは「中島徹プロ」のスイングである。

今年のアベマTVツアーでプレーオフの末に第2位にもなった逸材。そろそろレギュラーツアーにも顔を出してくれるであろう選手である。

彼の特徴は以下の通りである。

①バックスイングが緩やか

テークバックからトップまでのリズムがいつも一定である。

速くもなく、遅くもなく。

じわじわと力を溜めていき、トップの位置では左肩がアゴの下に入り込み、左腕は高い場所に収まりながらもコックは少なめであり、トップ時のシャフト位置は水平までとはいかない。どちらかというとアップライトなスイングではあるが、クラブを立てて使うという点では非常に参考になる部分である。

②体重移動が自然

トップでは右足体重、インパクトでは体の中央、フィニッシュは左足体重。

スイング動画を見ると、この流れが本当に分かりやすい。急発進や急停止などの動きは全く見られず、水を右へ左へと揺さぶっているような印象である。スイングリズムの中で自然な体重移動ができているのは最高のお手本だ。

③スイング中の頭の位置が不変

彼はミート率が高い。私が見てきたゴルファーの中でも随一である。とにかくフェースの真芯で確実に球を捉えて飛ばしてくる。

フェースコントロールが上手であり、少しオープンの状態でインパクトして、ヘッドを目標方向に押し出している感覚だろうか。若干のドロー回転で飛んでいくのだが、落ち際で左に落ちるというナチュラルドローだ。実際に見てみると、まるで糸を引いているかのように、球の挙動がぶれずに落ち着いた球が出る。

飛ばし屋の球だと2~3段階のホップが見られるのだが、彼の球は初速が緩やかでどんよりと飛んでいく。我々アマチュアゴルファーであれば、彼のような球が理想である。

ちなみに彼のスコアは65(31・34)であった。

千葉カントリークラブ川間コースのバックティーで、林のプレッシャーがかかるコースでこれだけのスコアがポンと出せるのは、ボールコントロールに長けているからだろう。その場にいる全員が彼の実力を認めており、更に上の段階で彼の活躍が見れることを楽しみにしている。

今日のラウンドを反省する

今日の反省は以下の通り。

①グリップが濡れて滑る

猛暑の中のゴルフでは、手にも汗をかいてスイング中にグリップが滑ることが良くある。

実際、最初のティーショットでグリップが滑ったことが災いし、いつものスイングリズムを失い始めたとも考えられる。できる限りショット前に手汗をぬぐい、クラブのグリップの汗を拭くことができれば、真夏でも汗でグリップが滑るということは抑制できるはずだ。

②シャンクを連発した

2番ホールと3番ホールでシャンクを連発した。

最初にシャンクが出た2番ホールの場面は、130ヤードのラフをPWを攻める状況。ラフに負けないようにしっかりとグリップを握り、フライヤーを計算しながらもラフを滑らせるように目標方向へと振ることを心掛けた。結果的には目標方向への意識が強かったためか、インサイドアウトの傾向が強まり、シャンクをしてしまったと分析している。

そこからはシャンクの恐怖に怯えながらも、目標方向よりも左へと振り切ることでシャンクを封印することができたが、スイングイメージが崩れてしまったのはマイナス材料であった。

③上がり3ホールでフック病にかかる

上がり3ホールで2オーバーで上がれば、70台達成。決して難しいハードルではなかったにも関わらず、結果は6オーバーとなり見事に撃沈してしまった。

原因はフックである。守りの意識が強くなると、フックが出てしまう。

その理由として考えられるのは、「安全に行こう」と通常よりもバックスイングが浅くなっているのに対して、腕の返しはいつも通りだと、インパクトでは完全にフェースが被りつつ、目標方向よりも左へと振ってしまうことが挙げられる。

意外と肩をしっかり回した方が、フック抑制には効果的なのだ。開き直って振った方が真っすぐ行くというのもこの効果である。

他にもバックスイングを浅めにしながら腕の返しを抑えれば、フェードやスライスで置きに行くスイングも可能になるが、これはまだ習得できていないため今後の課題とする。

練習場での気付き

https://twitter.com/golf_samurai11/status/1161289159753064448

練習場では打ち放題でとにかく球数を打った。

グリップが濡れたり、プレッシャーがかかったりで、スイングが縮こまってしまったために元のスイングアークまで戻さなくてはならない。

そのポイントとしてはやはり「トップの大きさ」だと感じており、どんな状況下でも同じトップを再現するにはどうすれば良いのだろうか?

この日の結論としては、「シャフトを右肩で担ぎ上げるようなトップを取ること」で決着した。

更に言うと、トップでシャフトが目標方向を向いていれば完璧であり、この意識を取ることで、手元を体の中央でキープし、ハイトップが実現する。つまりは「シャフトを右肩で担ぐ」という動作だけで、多くのチェックポイントをクリアできるのである。

ダウンスイングからインパクトにかけては、担いだシャフトを球に目掛けて振り下ろすのだが、トップでできた腰のラインを変えずに振れれば、方向性と飛距離を両立できるスイングになる。斧を振り下ろす時に、腰を切る動作をしないことを考えれば分かるはずだ。

指尖球(しせんきゅう)アタック

最後にグリップの新たな意識をメモしておきたい。

掌には色々な名称があるのだが、指尖球(しせんきゅう)という部位をご存じだろうか?

マメができやすい指の付け根の部分である。この指尖球をしっかりとグリップに沿わせて構え、若干上から下へと押さえつけるように握れば力がでやすい。グリップが濡れていても、力が入るインパクトのポジションは不変であるために再現性も高まるだろう。

格闘技では掌底(しょうてい)打ちはあるが、ゴルフでは指尖球(しせんきゅう)打ちである。

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