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ゴルフ練習日記|2020年2月21日
今週はラウンド1回に加えて、練習は2回。
ゴルファーとして充実した生活を送ることができた。
この頻度でゴルフができればゴルファー冥利に尽きるな。
さて、今日は来週の赤羽ゴルフ倶楽部に備えて、アプローチを重点的に練習してきた。
今年はまだ70台が出ていないので、2020年がまだ始まった気がしないのである。
競技シーズンの前に!早めの年明けを願う!!
スライスの曲がり幅は肩のラインで調整しよう
ドライバーをフェードで打つようにしてから、ティーショットは安定してきたように思う。
しかしながら、コースの左右で打ち分けるだけでなく、狙ったポジションに落とすには「打出方向」と「曲がり幅」の精度を高めていかなければならない。
競技で良い成績を残そうとするならば、避けては通れない道だ!
①「打出方向」の精度の高め方
「打出方向」に影響を与えるのは、インパクト時の「フェース向き」と「スイング軌道」だ。
新飛球法則(D-plane理論)で数式に表すと以下のようになる。
新飛球法則
ドライバーの打出方向=フェース向き×80%+スイング軌道×20%
アイアンの打出方向=フェース向き×70%+スイング軌道×30%
以上より、打出方向に最も影響を与えるファクターは「インパクト時のフェース向き」であることが分かる。
よって「フェード」を打ちたい場合には、目標方向に対して少し被った状態(左を向いた状態)であることが望ましい。
しかしフェースの開閉を積極的におこなってしまうとその後のスイングに悪影響を及ぼすことが予想されるので、ショット全般についてフェース向きはあくまでもスクエアにヒットすることを心掛けた方が良いだろう。
感性モーメントの大きいドライバーであれば、なおさらフェース向きをコントロールしない方がいい。
そうした考えに基づくと、打出方向は「スイング軌道」でコントロールすることが現実的である。
心配いらない。
ドライバーであれば、スイング軌道で影響されるのはたったの20%。
思い切って左に振り切っても、少しだけしか左に飛び出すだけだ。
一度、試しておこう。
②「曲がり幅」の精度の高め方
「曲がり幅」に影響を与えるのも、インパクト時の「フェース向き」と「スイング軌道」だ。
旧飛球法則だと「フェース向き」が重要だとされてきたが、新飛球法則だと「スイング軌道」が重要だとされる。
今回は新飛球法則を採用し、スイング軌道でどれだけ曲がるのかを試してきた。
試したのは、アウトサイドインと超アウトサイドイン。
フェース向きはスクエアでインパクトできたと仮定させてもらうと、やはり超アウトサイドインの方がスライスの度合いは強かった。
これに伴い、今までのアドレスをもう一度おさらいしておこうと思う。
①フェード
- フェース向き:目標方向
- スタンス向き:オープン
- 肩ライン向き:目標方向(フェース向きと平行)
- テークバック:インサイド(後でアウトサイドに上げやすい)
- スイング軌道:アウトサイドイン
②スライス
- フェース向き:目標方向
- スタンス向き:オープン
- 肩ライン向き:オープン(スタンスと平行)
- テークバック:目標後方(スムーズに上げやすい)
- スイング軌道:アウトサイドイン
つまり、肩のラインをオープンにしたらスライス、スクエアにするとフェード、といった具合にコントロールできる。
なお、スライス系の球を打ちたい時には、体の回転をいつもより少なめにすることが肝要であり、体を全く回転させずにトップまでいくというイメージでも良い。
名付けてライジングアプローチ!
アプローチでミスが出ない打ち方として有名なのが、バンスを使ったアプローチだ。
とはいえ。。。
「ダフってしまうんじゃないだろうか」
「地面に弾かれてトップしそう」
そう。
原理は知っていても、なかなか実行に移すのは難しい。
そこで逆転の発想で、バンスを使ったアプローチのネーミングを考えてみた。
名付けて「ライジングアプローチ」だ!
原則として、最初に地面に当たるのが「リーディングエッジ(刃)」ではなく「バンス」であること。
これを間違ってしまうとライジングアプローチにならないので要注意だ。
ご存じの通り「バンス」という丸みを帯びた出っ張りを地面に当てると、地面に刺さることなく弾かれる。
地面に弾かれると真上にベクトルが発生するが、振られているヘッドのベクトルと合成すると、緩やかな左上方向になるのがポイントだ。
「入射角=反射角」
ずばり、小学校で習ったこの方程式の通りだと思ってもらって構わない。
ヘッドの入射角を緩やかにすればするほど、弾かれる反射角も緩やかになるという算段だ。
ここで考えてもらいたいのは、ボールの手前2~3センチの地面をバンスで叩いたら、その2~3センチ先にあるボールに対してどのように当たるのかということ。
急激な入射角でない限り、ボールの赤道以下(約2センチ)には当たるような気はしないだろうか?
ボールの赤道より下にさえ当たればナイスショット。
トップしそうだけど、トップしない。
ほとんどの人がクリアできるはずだ。
もちろん地面でバンスを叩いたら、ヘッドスピードが減速するのは仕方がないこと。
減速しながらボールに向かうと、途中のラフでフェース向きが狂ったり、インパクトが一定でなくなってしまう。
これを考慮して、地面にバンスが当たった瞬間からヘッドが浮き上がるような打ち方をしてみよう。
衝突して減速すると思いきや、その衝撃を力に変えて加速しながらヒットするのである。
この一連の動きがまさに「ライジング」!
アプローチもといショットは減速しながらよりも加速しながらの方が、ボールへの接触時間が増えてミート率が高まるのはお分かりだろう。
この動き、よく世間で悪癖とされる「すくい打ち」に似ている。
しかし「すくい打ち」はバンスを使いさえすれば、理に適った打ち方なのである。
この打ち方を練習して、20ヤード以内のアプローチを完全制覇させて頂こう!
最後におさらい。
ライジングアプローチの打ち方
・アドレスでバンスを地面につける(この場所にバンスを落とすため)
・少しハンドレートで構えておいて、バンスを使いやすくする
・バンスが地面に当たった瞬間から、ヘッドを浮き上がらせる
・地面という最下点からボールをすくいに行くような打ち方になる
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腕が太い!!胸板が厚い!! さすがレッスンプロだ!! 日頃からトレーニングに励んでいるのだろう。 どうせゴルフを教わるのであれば、お腹が出たおじさんゴルファーよりも、バッキバキのアスリー ...
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