ゴルフコラム

あなたも知らずにやっている?1mのショートパットを100%外す方法(フックライン編)

投稿日:2018年12月27日 更新日:

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拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。

諸君、1mのショートパットでカップにかすりもせずに外した経験はあるか?

悔しくて、情けなくて、その場から逃げ出したい気持ちだろう。

 

だが、安心しろ。

拙者が「ショートパット」の極意を授ける。

パッティングのある部分だけでいい。

たった少しだけ意識するだけで驚くほどミスを減らすことができる。

カップを外してしまう方法と、カップインの確率を上げる方法の2段構えで説明する。

まずは「フックライン編」だ。

それでは、いざ行かん!

1:フックラインで100%外すことができる3つの条件

100%成功する方法はないが、100%失敗する方法なら存在する。

再現性が証明された方法である。

誰にでも簡単にカップを外すことができる。

 

誰も失敗する方法をしたくないだろうが、残念ながら皆がよくやっている方法だ。

自戒の意味を込めて、自分のパッティングを振り返ってみてほしい。

 


<フックラインで100%外すことができる3つの条件>

①カップまでにボール1個分以上曲がるラインである

②ヘッド軌道がカップ中心よりも左に向いている

③インパクト時にフェース角度が閉じている


 

これらの条件を満たした時、ボールはカップの左に100%外すことができる。

 

最も注目すべき条件は、③の「インパクト時のフェース角度が閉じている」ことだ。

 

 

一体どういうことなのか。

それは物理法則により証明される。

次の章にて、誰にでも分かるように簡単に説明しよう。

2:フックラインで絶対にフェースを閉じてはいけない理由

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上の図を見て頂きたい。

上から下に流れる「赤い点線」は傾斜を表しており、フックラインのパッティングと思って頂きたい。

フェースを閉じた状態で、カップに対して真っ直ぐのスイング軌道でインパクトをしている。

 

それでは、インパクト時にフェースが閉じていると何が起こるのであろうか。

 

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上の図を見て頂くと、フェースが被ることでインパクトのポイント(打点)も変わっていることが分かるだろう。

フェースの向きに対して垂直に打ち出されるのではなく、打点と球の重心を結んだ線に向かって力が加わる。

その結果、思ったよりも左方向に打ち出されることになる。

 

傾斜がフックラインであったならば、まるで下り坂から転げ落ちるようにカップの左側に向けて加速していく。

フックラインでフェースを閉じて打つことは、打った瞬間から左に飛び出すと同時に、傾斜に沿って左に曲がっていくので、カップインすることは不可能に近い。

 

繰り返す。

フックラインでは絶対にフェースを閉じてはいけない。

3:フックラインのショートパットで、カップインの確率を上げる方法

フックラインでは絶対にフェースを閉じてはいけない。

しかしフェースを開くことができれば、格段にカップインの確率を上げることができる。

 

フックラインでも1mのショートパットであれば、しっかりと決めていきたい。

拙者が実践しているフックラインの攻略法は以下の3つだ。

 


<フックラインの攻略法>

①ハンドアップで構える

②フォワードプレスでハンドファーストにする

③狙い目をカップ右半分にする


 

全て、フェースが開きやすくなる方法だ。

自分で試してみながら、一番やりやすい方法を探すと良いだろう。

4:(結論)フックラインはフェースを開いて打て!

以上、 フックラインのショートパットについて解説した。

フックラインでは「フェースを開く」ことが重要である。

覚えておいて損はない。

 

更に最もカップインの確率を上げる方法を教えておこう。

 

①フェース角度:カップ右半分に向ける

②スイング軌道:カップ中心に向ける

 

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開くべき「フェース角度」についてだが、インパクトの「フェース角度」通りに真っ直ぐ転がった場合でもカップインできるように保険をかけるのだ。

つまり曲がり幅が少ないがフックラインと読んだのであれば、「カップの右半分」にフェースを合わせて、カップ中心に向かってヘッドを振れば良い。

 

上級者は経験則として体が覚えているかもしれないが、実は知らない人が多い有益情報だ。

次のラウンドの時、練習グリーンで良いので試してみて欲しい。

感動するほどのカップイン確率になることをお約束しておく。

ご武運を祈る。

 

(ゴルフ侍)

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