拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。
最近、体が重い。
所属している消防団の活動で「歳末警戒(12/26~31)」という見回りがあるのだが、編み上げ靴を履く時に腰を痛めてしまった。
ジワジワときたので「ぎっくり腰」ではないと思う。
・腹が邪魔をする
・体の柔軟性がない
・ふくらはぎがきつい
こんなことで腰を痛めるとは情けない。。。
思えば36歳となり、もう体は若くないのかもしれない。
ゴルフにおいても、頭と体のミスマッチが年々強くなってきている。
来年こそは体作りに力を入れよう!
いや、違う。
12月31日という大晦日であったが、来年に繋げるためにも今日走ることを決めた。
過去のランニング歴を振り返る
ランニングをしたのはいつ振りだろうか?
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2017年1月に京都へ出張にした時に5キロを走った覚えがある。
それ以来とすると、およそ2年振りになる。
拙者はフルマラソンの42.195キロを走ったことがある。
2015年の「富士山マラソン」だ。
4時間切りを目指した結果、4時間45分。
自分の体に対する自信は、見事に打ち砕かれた。
体力には多少の自信があったが、フルマラソンは練習の結果がそのまま出る。
ビギナーズラックというものは存在せず、ゴルフにおけるホールインワンなどあり得ない。
「マラソンはゴルフの体を作るための練習の一環だから」と自分を納得させていた。
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残念ながら、マラソンはそれっきりだ。
2年振りのランニング!10キロを目指したが、7キロが限界であった
当時は、毎回10キロを走っていた。
10キロは体で覚えているし、今回も10キロぐらい走れるだろうと思っていた。
いざ走ってみると、意外と走れる。
それはそうだ。
体の疲労は特になく、万全のコンディションだったからだ。
しかし3キロぐらい走ったところで体力が尽きてくる。
もうきつい。
早く休みたい。
しかし、10キロを目指した手前、ここで終わるわけにはいかない。
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6キロを過ぎた頃だろうか。
息があがり、寒さと辛さからか、汗と涙が目に滲む。
そして、膝と足の裏が悲鳴を上げ始めた。
本当は止まりたかった。
しかし、この状態から1キロでも走れれば、限界を超えた成長ができるはず!
何とか気合で7キロを走破してフィニッシュ。
タイムはおよそ39分。
1キロあたり5分30秒であり、スピードはそれほど遅くなっていない。
しかしながら、スタミナが凄まじく衰えていることが分かった。
ランニングで使う身体の部位とは?
7キロを走ってからは、しばらくベンチから動けなかった。
身体が弱くなっている。
そう実感しながら、ただただ時間が流れる。
この弱みを克服しなければ、マラソンはおろかゴルフにも影響が出る。
身体のどこに痛みが出たかを記録して、今後のトレーニングに活かしていこう。
①足裏
いわば「足底筋膜炎」。
ランニングをしていた頃にも発症していた筋肉痛の一種である。
この痛みは強烈だ。
歩くだけで痛い。
部位としては足裏のアーチ部分であり、筋膜という薄い筋肉が伸びたり縮んだりすることで痛みが生じる。
かかとだけで歩けば全く痛くないことから、普段はこの筋膜をどれだけ酷使しているからが分かる。
この症状は厄介であり、痛みが引くまでは安静にしなければならない。
徐々に距離と強度を増やしながら、足裏を強化していこう。
②膝
膝にも痛みがあった。
特に外方向に開いた時に痛みが生じる。
もともとO脚の傾向はあるが、走っている時もその影響を受けているのだろう。
幸い2日経った後、膝の痛みは完全に引いてくれた。
ランニングフォームについても研究していく必要がありそうだ。
③股関節
股関節の内転筋が痛い。
太ももの内側の筋肉である。
マラソン選手は太ももが発達しているが、例外なく内転筋も盛り上がっている。
ゴルフは身体の回転運動であるため、内転筋も使わなければならない。
下半身を鍛えるには、ゴルフよりもランニングをする方が効果的だ。
スクワットなどの自重トレーニングも取り入れて、筋肉強化に励みたい。
④腹筋
最近気になっている腹回り。
「ベルトがなくてもズボンが下がらない」という域に達してしまった。
体が重いのは、お腹に脂肪を溜め込んでしまったからであろう。
ランニングをした後、薄っすらと腹部に筋肉痛が訪れた。
これは嬉しい。
スポーツのパフォーマンスを向上する上で、体幹を鍛えることは必須だ。
ランニングは、下半身強化だけでなく、体幹強化にも有効である。
万能なトレーニング方法だと再認識できる。
⑤肘・肩
ランニングは全身運動である。
ランニングをすることで、上半身の肘や肩にも多少の疲れが残った。
ただし、筋トレとしての効果はないだろう。
腕の自重で、ただ振り回しているだけなのでゴルフの強度とは天と地の差がある。
しかし腕を振ることで、バランスを整えながら、前に進むことができる。
その感覚を体に覚えこませることに意義があるはずだ。
最近は頭で思い描いたことと、それを実践する際の体の動きが一致しない。
ランニングはその反射速度を埋めるためのトレーニングになってくれるだろう。
ランニングは地面から近い部位ほど鍛えることができる
以上、ランニングで身体が痛くなった順番に、身体の部位を書き連ねてみた。
①足裏
②膝
③股関節
④腹筋
⑤肘・肩
見事に、地面から近い順で痛みが発生していることが分かる。
松山英樹プロも日本にいた頃よりもアメリカに行って下半身が大きくなった。
世界で戦うためには、下半身強化は絶対だ。
拙者も競技ゴルフで生きていく身として、ランニングで下半身強化を続けていくでござる。