拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。
最近、肩と肘の調子があまり良くない。
ゴルフで「マン振り」をしていることが大きく関係しているのだろう。
それはそうだ。
ヘッドスピード50m/sのスイングは、並大抵の人が耐えられるものではない。
筋力が必要とされると同時に、関節には大きな負担がかかってくる。
筋力は鍛えれば強くなるが、関節は鍛えても強くならない。
なるべくであれば消耗させないことが重要である。
ここで質問だ。
諸君、肩や肘が痛くなった場合はどうする?
拙者は、プールに行ってクロールや平泳ぎをすることにしている。
ゴルファーは水泳もした方がいいと強く思っているので、その根拠を話してみよう。
プールに行くきっかけ
拙者には小学1年生の娘がいる。
彼女は遊び盛りであり、拙者も親として積極的に加わっていきたいと思っている。
現在はバレエとゴルフをやらせているが、プールも好きなようだ。
水泳は全身を使った運動であり、小さい子供が習うスポーツとしてはいつの時代も上位にくる。
「水を怖がったり、溺れたりしないぐらいまで泳げるようになればいい」
遊び感覚で始めてみたが、バタ足で15メートルを泳げるようになった。
最近はプールに行けていなかったが、週に1回のペースでプールに行きたい。
拙者の水泳の記憶
幼少期よりずっと剣道一筋。
プールは苦手で、耳や鼻に水が入っただけでパニックになるような子供であった。
小学4年生頃にようやく25メートルを泳げるようになったが、好きではなかった。
溺れてしまったら死んでしまうような気がして、水が怖かったのだと思う。
それから大人になり、社会人になった頃、再びプールに行く機会ができた。
新卒で、毎日定時上がり(17時)をしていたので、時間がたっぷり余っていたのだ。
目的は「ゴルフ」のため。
体を鍛えて、ゴルフのパフォーマンスを上げるために、トレーニングとして水泳に励んだ。
会社同期の市民スイマーもいたので、彼の泳ぎを真似しながら週2回ほどプールに通った。
「速く泳ぐ」よりも「長く泳ぐ」ことを優先していたので、全身に疲労感が蓄積され、トレーニングをしている達成感が得られたのは最高だった。
この時点で1キロぐらいは泳げるようになる。
しかし、富山から東京へと戻ってからはプールに行くことはなくなった。
33歳頃に30肩を発症したが、水泳で完治した
33歳頃だっただろうか。
ゴルフではなく、日常生活の中で急に右肩が痛くなった。
右腕が肩から上に上がらなくなり、しばらくゴルフができなくなったのだ。
ゴルフができずに悶々としていた時、トレーニングで体を動かすためにプールへ行こうと思いついた。
これが効果てきめん!
泳いでいる時に痛みが生じるのだが、クロールで腕をぐるぐる回しているうちに、肩回りがほぐされていくかのように痛みが引いていったのだ。
肩の関節がしっかりとはまったような感覚が印象的でよく覚えている。
水泳が関節痛に良い理由
拙者の体験談だけでは不十分だろう。
早速、水泳と関節痛の関係について調査をしてみることにした。
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良かった。
「水泳は関節痛に効く」という事実があった。
もし関節痛に悩んでいるのであれば、水泳がおすすめなのでご参考頂きたい。
<水中運動の効果>
①関節の動きを改善する
②筋力を高める
③痛みを軽減する
④リラクゼーション
⑤バランス感覚を磨く
水中運動は、浮力により関節への負担を軽くし、全身の余分な緊張を和らげること、水の抵抗のもとでからだを動かすことで、安全にしかも確実に筋力を強化でき、水圧が胸にかかる状態で努力呼吸を行うために呼吸・循環機能を高められ、水による温熱効果あるいは寒冷効果が得られ、骨・関節・筋肉などの血液の流れを改善し、柔軟性を高めることができる。
たとえば肉ばなれ・捻挫・骨折などの運動・スポーツで起きやすい傷害は、水中運動ではほとんど起きる危険性がなく、安全である。
出典:第9回都民公開講座「関節痛とつきあう」関節痛と水泳
以下は拙者の考察だ。
ゴルフで関節が痛む原因は「過度な可動域」と「過度なスピード」だと考える。
①「可動域」については、言わずもがな。
関節には限界があり、その限界を超えない水準でスイングを作っていく必要がある。
②「スピード」については、諸刃の刃だ。
飛ばすためにはスピードが必要となり、スピードが上がると関節に負担がかかる。
関節に負担がかからないようにするためには、急アクセルにならないように徐々にスイングの強度を高めていくことが必要になるだろう。
スイムで右肩のリハビリに効果的な運動ができた
娘がいるために、自由なトレーニングはできない。
その中でも、以下のようにクロールと平泳ぎをこなしてきた。
<スイミング結果|2019/1/31>
クロール:100メートル×2本
平泳ぎ:100メートル×1本
肩が痛い時には、クロールが気持ちいい。
水の浮力で腕が軽く、水の抵抗で腕はゆっくりと動くので、リハビリに最適だ。
それでいて、肩回りの筋肉も熱くなって、筋力トレーニングの効果もある。
しかし久しぶりだったためか、100メートルが限界だ。
乳酸が溜まってくるのか、腕を使った推進力が落ちてきて、前に進めなくなる。
また1キロを泳げるようになるように、スイムの練習も取り入れていこう。
ゴルフでの怪我防止、そしてパフォーマンスの向上に期待だ!