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「みんゴル」で学ぶゴルフ上達法|クラブセッティングでプレーが変わる

投稿日:2019年4月21日 更新日:

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拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。

諸君、国民的ゴルフゲームである「みんなのゴルフ」をプレーしたことはあるか?

無論、拙者は「みんゴル」ファンであり、「みんゴル神」の称号を持っている。

「みんゴル」の初代は1997年に発売され、その後はシリーズ化して世界累計販売本数は1,400万本以上、最新アプリでは600万ダウンロードを超えている人気振りだ。

一方、日本のゴルフ人口は一説によると670万人と言われており、ゴルフゲームを楽しむだけで実際のゴルフにはなかなか流入してこない層が存在する。

なぜか?

「リアルゴルフ」は100切りすら難しいからだ。

しかし「みんゴル」だと誰でも簡単にパープレーができるようになる。

1回目のプレーでアンダーパーも十分にありえる。

「リアルゴルフ」を誰でも楽しめるように簡略化したのが「みんゴル」であるからだ。

この点に拙者は着目した。

「みんゴル」をプレーしたことがある諸君!

「みんゴル」で得た知識を活かし、「リアルゴルフ」に適用してみようではないか!

ゴルフはシンプルに考えれば、驚くほど簡単になる。

大丈夫。

拙者が誰にでも分かりやすく解説する。

同時並行で「みんゴル」をプレーしてもらえば、更に理解を深めることができるだろう。

いざ「みんゴル」から学び、ゴルフ上達に活かそうではないか!

1:【問題点】クラブセッティングが分からない

ゴルフは本当に珍しいスポーツだ。

クラブやボールなど、道具の多様性では他のスポーツを寄せ付けない。

毎年のように最新作が発売されては、ゴルファーの購入欲が掻き立てられる。

では、果たしてアマチュアゴルファーはそのクラブの進化の恩恵を享受できているのだろうか?

今ではゴルフショップでのフィッティングサービスが向上し、自分に合ったクラブを選びやすくなっている。

しかし、自分一人で選ぶゴルファーは未だに多い。

自分の実力やプレースタイルに合わせて、どのクラブを選択すればいいか判断するのは至難の業である。

2:【簡略化】クラブの違いを数値化した

現実のゴルフでは、クラブを違いを見極めることは非常に難しい。

このまま忠実にゲームで表現してしまうと、難しすぎて誰にも遊んでもらえない。

「みんゴル」ではどうしたのか?

ゴルフグッズを相対的に比較することで、どのような影響が出るか分かりやすくなっている。

だってそうだろう?

どんな効果があるか分からないクラブを選ぼうとするゴルファーはいないはず。

「みんゴル」の事例に沿って、説明してみよう。

以下が「みんゴル」における代表的なクラブである。

クラブの種類 分類 パワー インパクト コントロール スピン
①スタンダード - - - - -
②ビギナーズ ミート率 - -
③ビッグエアー 飛距離 - -
④ビックマグナム 飛距離 ↑↑ -
⑤ピンホール 方向性 - -
⑥ターボスピン スピン - -
⑦インフィニティ 飛距離・方向性

①スタンダードが、プレーヤーが最初から持っているクラブである。

このクラブが基準でなり、ホームポジションだ。

ここからクラブ選択により飛距離や方向性などの特徴を付加していくことができる。

ただし、条件は二律背反。

・飛距離を上げれば、ミート率が落ちる。

・ミート率を上げれば、飛距離は落ちる。

プラス要素があれば、マイナス要素もある。

全てを向上させる魔法のクラブは存在しないが、この関係性は実際のゴルフと一緒だ。

少なくとも拙者はそう思っている。

そしてその関係性は数値で表現される。

③ビッグエアーを例に取ると、飛距離が10ヤード増える代わりに、インパクトゾーンが2メモリだけ狭まるといった具合だ。

しかし「みんゴル」が上手くなれば、ジャストインパクトを連発できるようになるので、インパクトゾーンが狭くなることは問題ない。

すると、上級者は「④ビッグマグナム」か「⑦インフィニティ」の二択になる。

どちらもミート率を犠牲にして、飛距離かバランスにパラメータが振り分けられている。

プロゴルファーのクラブがアマチュアよりも難しい理由がここ。

「みんゴル」でも同じなんだ。

3:【逆輸入】自分のスイングでクラブの違いを数値化しろ

クラブの違いを数値化することで「みんゴル」が簡単にプレーできることは分かった。

では、次に「みんゴル」から「リアルゴルフ」への逆輸入だ。

実はこれがなかなか難しい。

聖域に足を踏み入れるようなものだ。

ドライバーであれば、どのメーカーも飛びの売り文句で販売している。

それをマシンテストで相対的に比較検証した場合、クラブの優劣がはっきりと出てしまう。

マシンの誤差、クラブの誤差、ボールの誤差。

全ての誤差が複雑に絡み合い、打球結果が数値化されるが、100回打てば100回の異なる結果が生まれる。

「ならば平均を取ればいい」という声に対しては、その平均値の母数はどうするのかを聞きたい。

サンプリングを操作すれば、全てのメーカーが良く見えるような形に忖度(そんたく)することができる。

これが現実。

我々としては公平な結果が欲しいのだが、ゴルフ業界での利害関係を考慮するならば、印象操作で使われてもしょうがない。

しかしクラブ特性を知る解決策はある。

自分でクラブの違いを測ることである。

それにはトラックマンに代表される距離測定器を使うことである。

拙者は安価なユピテルの距離測定器を持っているが、その精度は全く問題ない。

いわゆるゴルフメディアが作り出した世論に操作されることなく、自分で答えを探すことが肝要。

マシンテストで完全に公平な結果が出たとしても、それがそのまま自分に当てはまるとは言い切れない。

自分のスイングにマッチしたクラブを探すということが必要となってくる。

その際は、「みんゴル」のクラブ特性を理解しておこう。

・飛距離を上げれば、ミート率が落ちる。

・ミート率を上げれば、飛距離は落ちる。

その他、方向性やスピン性能なども、表の通りの関係性を持っているは忘れてはならない。

クラブの種類 分類 パワー インパクト コントロール スピン
①スタンダード - - - - -
②ビギナーズ ミート率 - -
③ビッグエアー 飛距離 - -
④ビックマグナム 飛距離 ↑↑ -
⑤ピンホール 方向性 - -
⑥ターボスピン スピン - -
⑦インフィニティ 飛距離・方向性

どのメーカーのどのクラブが、どのクラブに当たるのかを調べてみるのも楽しい。

繰り返すが、他人の結論が自分の結論にならないことがポイント。

試行錯誤の中から、自分にぴったりのクラブを地道に探していくべきだ。

クラブ選択はゴルフ上達に直結する。
自分に合ったクラブを探そう!

4:【結論】自分のスイングでクラブの違いを数値化できれば、ゴルフは簡単になる!

以上、「みんゴル」における「クラブ選択」についての考え方を解説した。


<クラブ選択について>

【問題点】クラブセッティングが分からない

【簡略化】クラブの違いを数値化した

【逆輸入】自分のスイングでクラブの違いを数値化しろ


近年、ゴルフ業界もテクノロジーの発展が著しいが、自分に最適なクラブはまだ自分で探すしかない。

スイングが百人百様であるならば、そのスイングに合致するクラブを探すのは大変だ。

ゴルフメディアの調査結果はあくまでも参考として、自分だけの最適クラブを探すには自分から動かなくては見つからないだろう。

探し方としては、やはり自分のスイングでクラブの試打をしながら数値化していくこと。

数値は嘘をつかない。

自分だけの真実を手に掴み、上達に励むのだ。

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