拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。
● 超ロングパットが寄らないのは、なんで?
● 初心者でも超ロングパットを寄せるには、どうすればいい?
本記事は、上記の疑問を持つ者の悩みを解決する内容となっている。
ここで解説する「超ロングパットが寄らない原因、寄せる方法」を理解すれば、初心者でも超ロングパットをカップに寄せることができる。
なぜなら拙者は、これから紹介する「超ロングパットをカップに寄せる方法」を実践したことで、練習しなくても超ロングパットのタッチが合うようになったからだ。
読み終われば、「超ロングパットが寄らない原因」が分かるだけでなく、次のラウンドから超ロングパットを面白いように寄せることができる。
それでは、解説を始めよう。
1:超ロングパットが寄らない原因
超ロングパットが寄らない原因は、大きく分けて2つある。
<超ロングパットが寄らない原因>
①経験値が溜まりにくい
②パターの打ち方では距離を出しにくい
どちらも致命的だ。
本来であれば超ロングパットなど残さないようにすべきだが、それはプロでも不可能である。
残るときには残る。
どんな時でも対処できるようにまずは主要な原因を確認しておこう。
1.1:経験値が溜まりにくい
諸君、グリーンの平均的なサイズをご存知だろうか?
1グリーンか2グリーンかで大きく異なるが、「幅40ヤード・奥行40ヤード」と思ってもらえば結構である。
ピンはエッジから5ヤード以上離れた場所にあると仮定すると、グリーン中央に乗せておけば15ヤード以内には収まるはずである。
一方でグリーンの端に乗ってしまった場合には、最大35ヤードのパットが残ることになる。
30ヤードを超えるようなロングパットなんぞ、1ラウンドに1回あるかないかだ。
もちろん一発勝負であり、グリーンの形状やコンディションを踏まえると、人生で唯一無二のパッティング。
超ロングパットの距離感など養えるはずもない。
拙者が提唱しているパター理論でも25ヤードまでが限界だ。
1.2:パターの打ち方では距離を出しにくい
諸君、30ヤード以上のパッティングをする状況を考えてみて欲しい。
その力感・振り幅はどうだ?
適当に大きく振っているだけで、寄るかどうかは運次第といった心持ちではないか?
実際、ほとんどのアマチュアはその限りである。
大きく振るにしても、とっくにパターの振り幅を超えている。
距離を出そうとすればするほど、ストロークに無理が生まれる。
そんな状況で「距離感・方向性」ともに両立させようというのは至難の業だ。
2:ゴルフ初心者でも超ロングパットが寄る!アプローチ打法!
超ロングパットが寄らない原因をご覧頂いた通り、超ロングパットを寄せるためには、パッティングの延長線上で考えていては駄目だ。
そう、抜本的な改革が必要になる。
今までの常識を捨てて、超ロングパットの考え方と打ち方を解説していこう。
2.1:超ロングパットの考え方
結論から先に述べる。
超ロングパットは「パッティング」ではなく「アプローチ」だと思え。
グリーン上では原則パターしか打てないので、「パッティング」というスタイルに囚われてしまいがちだ。
しかし「パッティング」では、「距離感・方向性」を両立させることが困難であることは先述した通り。
であるならば、パターを手に持っているが「パッティング」ではなく「アプローチ」だと思うと急に簡単になる。
30ヤードのパッティングの経験は少ないが、30ヤードのアプローチは何度も経験してきただろう?
アプローチであれば、30ヤードは短い部類。
超ロングパットをアプローチという考えに飛躍させた時点で、カップに寄る確率は既に上がっている。
おめでとう。
2.2:超ロングパットの打ち方
では、実際に超ロングパットを打つ方法とは何だろうか?
もちろん諸君が得意とする「アプローチ」の形でいい。
「ストローク式」で打ってもいいし、「タップ式」でパチンと打ってもいい。
構えについても「スクエア」ではなく、少し「オープン」でフェース面だけを目標に向けてもいい。
幸いにもクラブはウェッジではなくパターだ。
ダフリやトップといったミスはほとんど出ないだろう。
2.3:イメージはランニングアプローチ
「パターでランニングアプローチをする感覚」。
これが極意だ。
もし「ランニングアプローチ」が得意なゴルファーであれば、今すぐにでも距離感を合わせることができる。
打った瞬間から球が転がるので、キャリー0のランニングアプローチだ。
面白いことにほとんど同じ距離を転がるので試して頂きたい。
3:ゴルフ初心者でもパターでランニングアプローチをすれば、超ロングパットが寄る!
以上、「パターでランニングアプローチ」を実践すると、ゴルフ初心者であっても面白いように超ロングパットの距離が合ってくる。
もちろん超ロングパットの精度を上げていくためには、「ランニングアプローチ」を練習していかなければならない。
「ランニングアプローチ」はゴルファーの必須科目であるので避けては通れない道だ。
しかし一度でも「超ロングパット=ランニングアプローチ」という方程式を理解してしまえば、相乗効果で共に上達が早まることだろう。
もう超ロングパットは怖くない!
ランニングアプローチの打ち方で挑戦でござる!
(ゴルフ侍)
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