拙者、ゴルフ侍と申す。
「太平洋クラブ江南コース」にてラウンドをして参った。
早速だが、ラウンドの結果報告をするでござる!
ラウンド情報
【日時】2019年5月16日(木)
【場所】太平洋クラブ江南コース
【内容】じゃがいもクラブの春夏戦
1年を通して5回のコンペを開催する「じゃがいもクラブ」。
第1回は東松山CCにおいて、悪夢の「99」を叩いてしまった。
あれから、およそ1ヶ月。
これまで築き上げてきたスイングは崩壊し、自信を取り戻すための日々が始まった。
仕事やプライベートが一段落し、ゴルフに向き合う時間を増やしてきた。
第2回の舞台は「太平洋クラブ江南コース」である。
距離はさほどないが、戦略性が高いゴルフ場である。
確認したところ、これまで2回のラウンドをしており、「82・85」と攻略できないでいた。
本音としては怖かった。
また「99」というスコアが出てしまうのではないか。
そんな心境の中、自分との戦いに挑んできた。
ラウンド結果
【目標】78
【結果】78 ※目標に対してイーブン
感じていた恐怖はなんのその。
結果は「78」で回り、ベスグロを獲得!
ハンデ戦でも3位を頂いて、まずまずの結果を出すことができた。
この日の課題はドライバー。
両肘を痛めており、強振ができないとなるといつものゴルフができない。
「マン振り」は封印して、コントロールショットに専念しなければならない。
朝の練習場では球が高く浮いてしまっていたが、ラウンドではしっかりと調整できたのは自信になった。
それではホールの詳細を振り返ってみることにする。
前半のスコア「38」
1番ホール(Par5・508ヤード)
①出だしがパー5で嬉しい。ドライバーで250ヤード先のフェアウェイをキープ。
②残り250ヤードを3番ユーティリティーで安全に刻むが、左に引っ掛けて林の中。
③残り50ヤードのラフ。上の木は問題なかったが、バンカー越えでピンが手前というプレッシャーのかかるアプローチである。少しフェースを開いて、大きく振るとナイスオン!
④3ヤードの下りのパットは無難に2パットでパー。ほっと一安心だ。
2番ホール(Par4・393ヤード)
①池越えのミドルでもドライバー。少し左に飛んだが、セミラフでギリギリ耐えた。
②残り120ヤード。ピッチングのフルショットをすると、ピンに絡んでナイスオン!
③これまた3ヤードのバーディーチャンスは打ち切れずに2パットのパー。これでいい。静かにいこう。
3番ホール(Par3・184ヤード)
①なかなか距離のあるショートホール。6番アイアンで打ったところ、狙った通りの弾道でナイスオン!8ヤード手前だったが、コントロールされたナイスショットである。
②8ヤードの上りは、難なく2パットでパー。いいペースである。
4番ホール(Par4・412ヤード)
①距離があるミドル。少し高く打ち上げてしまい、左ラフへと流された。
②残り180ヤードだが、左足上がりのライ。アイアンでは届かないと判断し、3番ユーティリティーで打ったところ、ラフに食われて残り50ヤードのフェアウェイへ。
③50ヤードの中途半端なアプローチでは、打ち込み過ぎた結果、ピン奥につけてしまう。
④12ヤードの下り。恐る恐る打ちながらも何とか2パットのボギーで切り抜ける。
5番ホール(Par4・377ヤード)
①ドライバーで250ヤードを飛ばして、フェアウェイキープ。
②残り120ヤードをピッチングで3ヤードにつけるナイスショット!
③入れたいバーディーパットはカップに蹴られて、パー。
6番ホール(Par3・147ヤード)
①7番アイアンでしっかりと狙い定めたショットは右プッシュで右サイドに外れる。
②20ヤードのアプローチでは、強く入り過ぎてカップをオーバーしてしまう。
③4ヤードのパットは入らず2パットのボギー。ここは寄せワンを取らないと・・・
7番ホール(Par4・306ヤード)
①短いホールだが、200ヤードを過ぎるとフェアウェイが絞られるので、3番ユーティリティーを選択。打ち出し方向は良かったが、そのまま左回転のフックでフェアウェイ左サイドへ。
②ピンまで120ヤード。グリーンは横方向に3段になっており、この日は右サイドにピンが切られていた。ピッチングで良いショットを打ったが、わずかに右サイドと中央サイドの傾斜に当たり、中央サイドにグリーンオン。
③グリーン上は残り13ヤードで、上り傾斜を駆け上がらなければならない。ファーストパットで1ヤードまで寄せたが、次のパットを外して3パットのボギー。このホールはセカンドの精度が求められるな。
8番ホール(Par4・359ヤード)
①右ドッグレッグで狙い目が難しいホールだったが、会心のショットでフェアウェイキープ!グリーンに近付くにつれて、フェアウェイは蛇の道のように狭くなり、よくフェアウェイキープしたなという印象。
②残り100ヤードの絶好のライから52度でベタピン!タップインのバーディーで1打を取り戻した。
9番ホール(Par5・511ヤード)
①ど真ん中にバンカーがあるホール。その右のフェアウェイを狙って振り切ったところ、少しスライスしながらもフェアウェイキープ!ここもフェアウェイ幅が狭くて、ティーショットが難しい。
②残り250ヤードであるが、右サイドからせり出した木が邪魔となり、7番アイアンで刻むことにした。無意識のうちに右サイドを嫌ったのか、左へのフックで左ラフへ。
③ピンまで100ヤードだが、ボールが隠れるほどのライ。52度で強振した結果、ピン手前に落とすも、転がってグリーン奥へ。もう少しで池という怖い状況だった。
④6ヤードのアプローチは1ヤードに寄せて、何とか1パットのパー。
前半は「38」で17パット。
思ったよりもショットが好調。
ティーショットでもボールのラインを目標に合わせて打つようにしたことで、その通りにいくことが多かった。
今までは目標方向に対して適当に打っていたのだが、ボールのラインに集中することでこれほどの効果があるとは予想していなかった。
嬉しい誤算である。
パターがもう少し入るようになれば、アンダーも狙えたほどのショットだった。
後半のスコア「40」
10番ホール(Par4・359ヤード)
①220ヤード先にバンカーが待ち構えており、その先はフェアウェイが狭くてドライバーで打つメリットはない。2番ユーティリティーでバンカー手前に刻んだ。
②残り150ヤードを7番アイアンで狙うも、グリーンが奥に向かって下っており、完全なるオーバー。このホールは注意しないと全て奥にこぼれてしまうホールである。
③15ヤードのアプローチは3ヤードショートして、そこから2パットのボギー。まんまと罠にはまってしまった。
11番ホール(Par4・358ヤード)
①またもやティーショットの落としどころにバンカーが配置されたホール。ドライバーでナイスショットをすればバンカー越えが狙えると判断して打ったショットは、球が捕まり過ぎて左の林へ。
②残り70ヤードだが、ぎりぎりグリーンが狙える状況。52度のハーフショットで低めに出した球は、少しピンをオーバーしたが何とかグリーンオン。
③10ヤードの下りのパット。決して簡単ではなかったが2パットでパーを死守。ナイスリカバリーが報われた瞬間だ。
12番ホール(Par3・159ヤード)
①7番アイアンで打ったショットは、グリーンの左サイドにオン。
②13ヤードの下りスライスラインでは2パットで耐えてパー。
13番ホール(Par5・500ヤード)
①「うなぎの寝床」と呼ばれる細長いパー5。ボールのラインをフェアウェイに向けてセット。雑念を振り払ったショットは見事にフェアウェイを捉えた。
②残り230ヤードで2オンを狙える距離。しかし不運にもディボットに入っており、ナイスショットを打てるほどの自信はなく、8番アイアンを選択。トップでいいと思いながら打ったショットは、そのままハーフトップしてナイスアウト。
③ピンまで85ヤード。ピンはグリーンの手前でエッジから5ヤードほど。58度のフルショットで狙ったところ、会心のショットでベタピン!フルショットの距離が残ったので自信を持って振り抜けたのだ。
④1ヤードのバーディーチャンス。少し左に切れるとは思っていたが、打った球は弱々しく左に曲がり、カップをなめて外れてしまった。完璧なホールを攻略できていたが、残念なパーとなってしまった。
14番ホール(Par4・373ヤード)
①250ヤード近く飛ばすとフェアウェイが狭くなるので、ティーショットは2番ユーティリティーを選択。少し右にふけたが、フェアウェイの右サイドをキープ。
②残り150ヤードだが、右の林がかかってしまい、通常のショットが打てない!ドローヒッターながらも、スライスを打つ意識で6番アイアンを抑えて打ったところ、右には戻ってこなかったが、グリーン左に運んだ。
③ピンまで10ヤード。ボールは高い位置にあり、打ち下ろしのアプローチである。予定通りにセミラフにワンクッションを入れたが、下りをそのままのスピードで維持して転がり5ヤードを残してしまった。
④上りの5ヤード。得意のフックラインを強気で打ったところ、見事にナイスイン!パーを諦めかけたホールで、パーで耐えることができた。
15番ホール(Par5・478ヤード)
①このホールはドラコンホール。最終組であったので、遠くのピンフラッグを目掛けて打ったところ、左に曲がってしまい左ラフへ。
②残り210ヤードを2番ユーティリティーでグリーンを狙ったが、グリーン右に外す。
③ピンまでは25ヤード。シンプルな上りのアプローチだったが、パンチが入ってしまい4ヤードオーバーしてしまう。
④下りのパットを入れるに行くことはできず、2パットでパー。もったいない。
16番ホール(Par4・358ヤード)
①江南コースの名物ホール。S字のフェアウェイになっており、その脇には池が配置されている。200ヤード以下は手前の池、230ヤード以上と奥の池。ショットの精度が求められる。安定の2番ユーティリティーはナイスショットで、フェアウェイキープ!
②残り140ヤードの左足下がり。通常であれば、9番アイアンでしっかり打っても良かったが、風も吹いており8番アイアンのスリークォーターショットを選んだ。ダフると池なので、ダフリを避けた結果、完全なトップとなり、奥のバンカーに入ってしまった。
③勢い良くバンカーに入ったため、グリーンに向かって左足下がりのライ。ピンまでは20ヤードだったが、痛恨のホームラン!
④グリーンを遥かにオーバーし、25ヤードのアプローチでは打ち切れずに4ヤードを残す。
⑤ここから入れに行って打ち過ぎてしまった。2ヤードもオーバーして、トリプルボギーが頭をよぎる。かろうじて返しのパットを沈めて、ダブルボギーで耐えることができた。このホールはティーショットもセカンドも気が抜けない。
17番ホール(Par3・157ヤード)
①奥に向かって下っており、ティーグラウンドからはグリーン面が見えない。ピンはグリーン手前。140ヤードを9番アイアンで打つも、少しショートでセミラフに。
②残り8ヤードで、パターで十分に狙える距離。ここで欲が出たか、3ヤードもオーバーしてパーも危うくなった。
③気合のパーパットは無念にも外れて2パットのボギー。下りということを忘れてしまっていた。
18番ホール(Par4・376ヤード)
①最終ホール。フェアウェイキープはお手の物と、いつも通りのセットアップで打ったが、右ドッグレッグであったため、左ラフへと突っ込んでしまった。
②グリーンセンターまで150ヤードで、ピンは10ヤードほど奥にある。通常なら7番アイアンでもいい距離だが、かなりのラフであるため8番アイアンのフルショットを繰り出した。すると完璧なナイスショット!ピン方向へと飛んだボールはベタピンについたかと思いきや、フライヤーにて奥のバンカーにつかまってしまった。
③ピンまで10ヤード。左足上がりで打ちやすいライ。ふんわりと浮かせてナイスアウト。
④勝負のパーパットは気合でねじ込み、ナイスパー!有終の美を飾った。
後半は「40」の16パットであった。
前半が「38」であったため、合計「78」で70台で回ることに成功した!
前回の「99」から21打も改善することができて、素直に嬉しい。
ナイスカムバックだ!
総括
今回の太平洋クラブ江南コース。
男子のチャレンジトーナメントが5月29~31日に予定されており、ラフやグリーンもプロ仕様に調整が始められていた。
確かにラフに入ると脱出を最優先に考えなければならず、ティーショットとセカンドのショットの質がそのままスコアに直結してくる。
もともとフェアウェイが狭いという特徴も重なったが、フェアウェイキープ率は64%と高水準であり、ショット力が高まっていると言えるだろう。
今後の課題としては、アプローチとパター。
アプローチは、入れるのではなく、寄せることが第一である。
拙者はアプローチでオーバーする傾向があるので、手前に止める意識で簡単なパットを残していきたい。
パターは3ヤード以内のショートパットである。
自信を持って打ち切る技術を養い、入れに行くパッティングを手に入れよう。
<2019年ラウンド結果>
1:オリムピックCCレイクつぶらだコース 76(38・38)
3:オリムピックCCレイクつぶらだコース 78(39・39)
8:オリムピックCCレイクつぶらだコース 94(47・47)
9:オリムピックCCレイクつぶらだコース 78(41・37)
10:太平洋クラブ江南コース 78(38・40)
<平均ストローク>
現在:83.0