拙者、ゴルフ侍と申す。
突然だが、諸君はどんなドライバーを使っているだろうか?
・テーラーメイド
・キャロウェイ
・タイトリスト
・ピン
・ブリヂストン
・ミズノ
・マルマン
・ヤマハ
ざっと思いつくだけでも、かなりある。
ゴルフとは面白いスポーツだ。
最大14本にも及ぶ道具を駆使してスコアを競うのだから。
毎年ゴルフクラブメーカーは新商品開発でしのぎを削っているのである。
2019年は3年振りにルール変更の年になったが、ゴルフクラブにも新旋風が巻き起こると断言する。
それでは、各メーカーの新作ドライバーを紹介していこう。
今回はテーラーメイドの「M5/M6 DRIVER」を取り上げる。
- テーラーメイド|M5/M6 DRIVER
- 特徴①:スピードインジェクション(樹脂注入)→M5/M6
- 特徴②: ツイストフェース→M5/M6
- 特徴③:リバースTトラック・システム→M5
- 特徴④:低・深重心設計
- 「M5 DRIVER」の仕様
- 「M6 DRIVER」の仕様
- まとめ
テーラーメイド|M5/M6 DRIVER
開発テーマ:誰もを速くする
契約プロ:タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン
発売日:2019年2月15日(金)
プロ・アマを問わず、ドライバーの使用率を調査してみると、どの試合でも1位の常連となっているテーラーメイド。
それだけ多くのプロとスポンサー契約をしているという理由もあるが、実際の機能性も大変優れている。
もともと「メタルウッド」を初めて世に送り出したメーカーであり、ゴルファーであれば知らない者はいないほどの知名度を誇る。
これまでも、これからも、ゴルフクラブ業界を引っ張っていく存在に違いない。
特徴①:スピードインジェクション(樹脂注入)→M5/M6
ヘッドの反発係数をルール上最大限にチューニングする新技術「スピードインジェクション」がボール初速を上げ、飛距離性能向上を実現。
キャロウェイの「EPIC FLASH」が、ルール適合内で最大反発となるように「AI」にシミュレーションさせていたが、テーラーメイドは逆転の発想をした。
まずルールを完全に無視して最大反発となるヘッドを作り、「樹脂注入」をすることで基準ぎりぎりまで改悪していくという手法である。
なに?!
ドライバーの内部に樹脂を注入するだと?
このためには、全てのドライバーの最終工程で樹脂注入作業が発生する。
大量生産を得意とするメーカーだが、かなり手間のかかるドライバーとなった。
今までは少なからず反発係数にバラツキがあったようだが、全てのドライバーが基準ぎりぎりで統一されることになる。
飛ばないことをもうドライバーのせいにはできない。
特徴②: ツイストフェース→M5/M6
ゴルファーの打点傾向から生み出された「ツイストフェース」で弾道のバラつきを低減し、「飛距離」と「直進性」を高いレベルで実現。
これも面白い発想であるが、M3/M4の特徴はそのまま引き継ぐ形となった。
フェースのどこに当たっても直進してくれるとはプロならずとも嬉しい機能だ。
特徴③:リバースTトラック・システム→M5
さらなる進化を果たした「リバースTトラック・システム」で重心位置の移動距離が拡大、各プレーヤーに対して、よりアジャスタブル可能なドライバーに。
元祖カチャカチャを導入したテーラーメイド。
昔は取り外し可能のウェイトを配置していたが、より細かなカスタマイズができるようにスライド式のウェイト調整ができるようになっている。
自分に合ったポジションを探す楽しみも増えるドライバーである。
特徴④:低・深重心設計
ソールにグラファイト・コンポジットを採用したことで46gの大きなウェイトを配置することができ、慣性モーメントが高まる低・深重心の設計を実現。
「低・深重心」はM6でより際立たせたデザインである。
振れば真っ直ぐに飛んでいく。
そんなオートマチックな機能を持ったドライバーだ。
「M5 DRIVER」の仕様
テーラーメイドの新テクノロジー「スピードインジェクション」を搭載。「ツイストフェース」と進化したアジャスタブル機能により、さらなる飛距離性能と幅広い調整性が両立したM5ドライバー。
価格:78,000円(税抜)
「M6 DRIVER」の仕様
テーラーメイドの新テクノロジー「スピードインジェクション」を搭載。「ツイストフェース」と徹底した低重心化により、高い寛容性とさらなる飛距離性能が両立したM6ドライバー。
価格:72,000円(税抜)
まとめ
以上、「TaylorMade M5/M6 DRIVER」について紹介した。
2つのモデルには多少のデザインの違いはあるが、飛距離・方向性ともに高次元に両立されている。
・M5 DRIVER:M3の後継モデル。
・M6 DRIVER:M4の後継モデル。
それぞれ前作のM3/M4の後継モデルとなるが、「方向性」に加えて「飛距離性能」が更に伸びたということで結論付けられる。
ドライバーの開発は一体どこまで行くのだろうか。
近い未来には、パーシモンで原点回帰という時代も来るのかもしれない。
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(ゴルフ侍)
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