
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。
諸君はゴルフレッスンを受けたことがあるか?
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周りのゴルファーを見渡してみるがいい。
ゴルフが上手い人は習っている(習った)人が多いし、ゴルフが下手な人は一度も習うことなく自己流の人が多い。
レッスンをまだ受けたことがない人は、色々と不安があるだろう。
今回は「ビジネスゾーン」で有名な「ゴルフパフォーマンス」の体験会に参加してきたので、その内容をレポートしてみよう。
目次
ゴルフパフォーマンスの店内の様子
今回、訪れたのは「ゴルフパフォーマンス秋葉原店」。
2017年11月22日にオープンしたばかりのゴルフレッスン場である。
店内に入ってみると、入口正面にずらっと並んだシャフトとクラブが目に飛び込んでくる。
ここはゴルフショップか?
いや、ここはあくまでもインドアレッスン場のはず。
どうやらゴルフパフォーマンスでは、まずクラブフィッティングをして、自分の目標やレベルに応じたクラブでスイング作りをしていくようだ。
フィッティングとレッスンが同時にできるのは非常に便利ではないか。
グローブとシューズがレンタル可能となっている。
仕事帰りのビジネスマンにとってはありがたい。
シャフト交換やグリップ交換はもちろん、クラブのバランス調整はこちらの工房でやってくれる。
またゴルフパフォーマンスの教科書「ザ・ビジネスゾーン」をはじめ、様々なノウハウを詰め込んだ書籍やDVDもこちらで購入することができる。
「これをこれから学ぶんだ!」と思うと心が引き締まってくる。
ゴルフパフォーマンス秋葉原店は4打席。
全て、スイング解析機と弾道測定機が用意されている。
「マンツーマンレッスン」が売りだけあって、周りを気にしないでレッスンに集中できる環境だ。
「内緒で上手くなりたい!」とか、
「仕事で必要になったので集中して特訓したい!」とか、
実は「マンツーマンレッスン」の需要は高いのである。
体験レッスンスタート
今回、案内して頂いたのは、近藤雅彦プロ。
▼近藤雅彦プロの講演(約4分)▼

さすがレッスンプロだ!!
日頃からトレーニングに励んでいるのだろう。
どうせゴルフを教わるのであれば、お腹が出たおじさんゴルファーよりも、バッキバキのアスリートゴルファーに教えてもらいたい。
もちろんレッスンプロは選んだ時間帯の中で自由に選べるとのことだ。
ゴルフパフォーマンスの特徴
まずはゴルフパフォーマンスの特徴について、近藤プロから説明があった。
以下の3点でまとめてみた。
特徴①:体系化された「ビジネスゾーン」
ゴルフパフォーマンスのレッスンと言えば、何といっても「ビジネスゾーン」。
「ビジネスゾーン」とは、スイングの腰から腰の半円のことである。
なぜ「ビジネスゾーン」と呼ぶかというと、「
ゴルファーであれば一度は聞いたことがあるはず。
アマチュアゴルファーはとかくフルスイングにこだわりがちだが、小さいスイングでこつこつと理想的なスイング作りをしていくという点ではゴルフレッスンの王道である。
ビジネスゾーンに関するレッスンとして、有名どころでは以下の三つが挙げられる。
ビジネスゾーンのレッスン
①宮里道場(宮里優プロ):30ヤードスイング
②坂田塾(坂田信弘プロ):ショートスイング
③片山晋呉プロ:片手打ち
ネーミングは違えども、どの理論もビジネスゾーンの動きに着目しており、世界を制した宮里藍プロをはじめ、多くのプロゴルファーが誕生していることがその重要性を物語っている。
ゴルフパフォーマンスではビジネスゾーンに特化した独自のカリキュラムが開発されており、まさにゴルフの学校のように一つ一つの動きを習得していくことができる。
特徴②:統一されたメソッドで「画一的レッスン」
ゴルフパフォーマンスには、生徒のゴルフカルテが存在する。
ゴルフカルテの内容
①現状:どのレベルにいるのか?
②目標:どのレベルを目指しているのか?
③悩み:どんな悩みがあるのか?
④カリキュラムの進捗状況
このゴルフカルテにより、全てのスタッフが生徒の情報を共有化しているとのこと。
ゴルフスクールには「人が変われば教え方が変わる」という宿命があるが、ゴルフパフォーマンスでは統一したゴルフメソッドで画一的なレッスンをする方法を採用している。
これにより、店舗が変わっても、レッスンプロが変わっても、カリキュラムに沿って進んでいくことができる。
いつでも・どこでも・同品質、まるで「コンビニ」みたいだな。
またカリキュラムは随時バージョンアップされ、ゴルフパフォーマンスに所属する全てのレッスンプロに研修を受けさせるという徹底ぶり。
テレビや雑誌で活躍するカリスマレッスンプロに教わるのもいいが、こうした「仕組み」で上手くなるというのはビジネスマンにとって共感できる部分があるのではないだろうか。
「統一されたメソッドで画一的なレッスン」、これはゴルフレッスンとしての一つの答えである。
特徴③:コースティーチング
「コースティーチング」という言葉をご存じだろうか?

そうした質問を投げかけてみたところ、いやそうじゃないと。
ゴルフパフォーマンスでは「コース(ゴルフ場)」で「ティーチング(教える)」することに重きを置き、「コースティーチング」という名前で商標登録を済ませているそうだ。

ゴルフパフォーマンスでは、あくまでもコースで結果(スコア)を出すことを目的としているので、「インドアレッスン」も「コースティーチング」も同じ延長線上にあるのだろう。
「ビジネスゾーン理論」で再現性の高いスイングを作り上げるだけでなく、「コースティーチング」で実践力も鍛えるというのもゴルフ上達に不可欠な要素なのだ。
これらが上手くなるパッケージ。
「コースティーチング」の全容は入会してからのお楽しみとなるが、「コースマネジメント」の仕組みが教わることができるならばゴルファーとして非常に興味深いではないか。
ゴルフパフォーマンスの体験レッスンの流れ
体験レッスンは約50分で、以下のような時間配分になっている。
体験レッスン
①カウンセリング:10分
②体験レッスン:20分
③店舗案内:20分
まずは「カウンセリング」だ。
現在地と目的地をプロと共有しながら、どのような悩みがあり、どのように解決していくかを一緒に考えてくれる。
そして、お待ちかねの「体験レッスン」。
モニターに映った映像を見ながら、スイング解析。
「小さいスイングで打ってみてください」と言われて打ってみるも、アドレス時の鼻筋に線を引かれると問題点が一目瞭然となる。
ずれたスイング軸を治すため、ビジネスゾーンでの理想の動きについてレッスンを受けるのだ。
ビジネスゾーンのポイント
①アドレスで骨盤を前傾させる(前傾キープ!)
②鼻筋が動かないようにスイングする(鼻筋キープ!)
やってみると分かるが、特に鼻筋が動かないようにスイングするのは難しい。
しかしこれを許容範囲内に収めることができれば、スイングの再現性が高まり、スコアメイクへと繋がっていく。
小さいスイングからコツコツと。
基本を積み上げていく感じの練習方法であり、上達過程を映像で見ることができるので頑張れそうだ。
ゴルフパフォーマンスの料金
さて、気になる料金はこちら。
2020年2月現在、公式ホームページには3つのプランが用意されている。
いかがだろうか?
確かに安くはない価格だ。
巷のゴルフ練習場にいるレッスンプロに習うと、1回30分につき3,000~5,000円といったところ。
しかしながらワンポイントレッスンに近い内容で、所詮は付け焼刃に過ぎない。

簡単に手に入るものは、簡単に失ってしまう。
この手のレッスンはある程度の実力があれば効果的だが、これからゴルフを始めよう・頑張ろうと思う人にはオススメできない。
これまでの人生経験でお分かりだろうが、苦労して身に付けた基礎は一生物だ。
同じレッスンを受けるのであれば、ワンポイントレッスンよりも通いのレッスンをオススメする。
ゴルフパフォーマンスならば、ゴルフの基礎である「ビジネスゾーン」が学べる。
その本質さえ習得してしまえば、後は自分だけで修正もできるし、自己流のゴルフを極めていくこともできるだろう。
ベーシックコースだと約20万円。
1回のラウンドで2万円かかると思えば、ラウンド10回分と同等である。
例えば「100切り」を目標としよう。
自己流で「100切り」がラウンド10回以内でできるならば、ゴルフレッスンは受けない方がいい。
一方、自己流で「100切り」がラウンド10回以内でできないと思うのならば、ゴルフレッスンを受けた方が良いという判断になるだろう。
では、目標が「90切り」だった場合は?「80切り」だった場合は?
ほとんどの人がラウンド10回以内での達成はできないのではないだろうか。
目標が高ければ高いほど、ゴルフレッスンのコスパがどんどん良くなっていく。
もしシングルを目指すのであれば、スタートダッシュでレッスンに通っておくことは非常に合理的な選択なのだ。
ゴルフスクールをおすすめできる人
ゴルフが上手くなりたいならば、今の環境を変えるのが一番だ。
それにはゴルフスクールに通うのが最も簡単で有効な手段である。
では、ゴルフスクールが合う人とはどんな人だろうか?
おすすめ①:ゴルフが上手くならないといけない人
●月●日は、接待ゴルフだ。
取引先の社長に迷惑をかけることはできない。
この取引を成功させるためにも早くゴルフを覚えなくては・・・
ゴルフはビジネスツール。
取引先との接待ゴルフだけでなく、社内コンペなど、ゴルフができる人は重宝される。
そして不思議なことにゴルフが上手いと仕事もできると思ってもらえる。
切迫性があるなら、ゴルフスクールでの集中レッスンがオススメ。
やるならしっかりと基礎から学んで、ゴルフを共に楽しみたいものである。
おすすめ②:趣味のゴルフを更に楽しみたい人
100切りができなくてもゴルフは楽しい。
しかし、100切りをできた方がゴルフはもっと楽しい。
多くのゴルファーが良いスコアで回ることを夢見ている。
ゴルフスクールに来る人達は上手くなる覚悟を持った同志であり、同じ属性の人が集まってくる。
共に切磋琢磨する生涯のゴルフ仲間が欲しい方はゴルフスクールが向いているだろう。