拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。
いよいよ2019年が始まった。
年始の風物詩である「箱根駅伝」。
今年も「箱根駅伝」を見ながら正月を過ごしている。
初日の結果は、東洋大が2年連続の往路優勝を果たした。
下馬評では青山学院大学が優位であると予想されたが、東洋大がやってくれた。
<箱根駅伝2019 往路順位>
1位:東洋大学 5:26:31
2位:東海大学 5:27:45
3位:國學院大學 5:29:15
4位:駒澤大学 5:29:59
5位:法政大学 5:31:36
6位:青山学院大学 5:32:01
7位:順天堂大学 5:32:05
8位:拓殖大学 5:32:08
9位:帝京大学 5:33:30
10位:中央学院大学 5:33:32
11位:明治大学 5:34:14
12位:中央大学 5:35:26
13位:日本大学 5:35:37
14位:国士舘大学 5:35:53
15位:早稲田大学 5:36:06
16位:日本体育大学 5:36:33
17位:東京国際大学 5:37:15
18位:神奈川大学 5:39:41
19位:城西大学 5:40:10
20位:上武大学 5:42:26
21位:大東文化大学 5:43:07
22位:山梨学院大学 5:44:16
OP:関東学生連合 5:44:18
毎年、様々なドラマが生まれる駅伝であるが、今年も見応え抜群だ。
優勝の東洋大にスポットを当てて、ゴルフを絡めた考察をしてみた。
1:東洋大学が強い理由を考えてみた
明るい「青学」、暗い「東洋大」。
大変申し訳ないが、拙者の目にはこのように映っている。
しかし拙者の好みは断然に「東洋大」だ。
何と言っても東洋大のスローガンが素晴らしい。
「その1秒を削り出せ」
酒井監督が標榜した言葉であるが、非常に味わい深い。
特に「駅伝」という競技においては、この言葉の右に出るものはないだろう。
「駅伝」は、チームスポーツであり、たった一人のエースがいただけでは勝てない。
メンバーはチームでの勝利を目指して、文字通り「1秒を削り出す」ために走り切ることが求められる。
走りを見ていても、東洋大だけは異様な雰囲気だ。
「絶対に勝つ」という共通した目標の中、一人ひとりが命懸けで走っている。
他のチームとは気迫が違う。
そうした真剣な走りは観客の心を打って止まない。
本当に感動する。
2:駅伝のスローガンをゴルフに活かせ!
東洋大の走りを見ている中で、ふと思った。
「その1秒を削り出せ!」
このスローガンはゴルフにも使えるのではないだろうか。
ひたすら結果を求めて、ただただストイックにゴルフに挑戦する。
東洋大のスピリットを転用すれば、必ずゴルフでも好結果が得られるはずだ。
2.1:(練習時間)その1秒を削り出せ!
ゴルフが上手くなるためには、それだけの時間を費やさなければならない。
しかしゴルフに時間を割けない理由は「忙しいから」。
そんなことはない。
人生には仕事やプライベートなど、様々なタスクがあるだろう。
しかし、1秒ぐらいなら削り出せるはずだ。
たった1秒だぞ。
それができない理由はそもそもゴルフに本気じゃないか、思考が停止しているかだ。
上達したいなら、少しの時間でもいい。
削り出した時間をゴルフに当ててみよう。
2.2:(費用)その1円を削り出せ!
ゴルフができない二大要因である「お金がない」。
何を言っている。
ゴルフをする時点で、お金がかかることは承知しているだろう。
ゴルフというスポーツをしたいのであれば、費用負担の覚悟もすべきだ。
ガタガタ抜かすな。
食事・飲み会・たばこ・お酒・嗜好品など、節約できるお金はいくらでもあるはず。
1円でもいいから削り出せ!
塵も積もれば山となる。
大好きなゴルフにお金を費やそうではないか。
2.3:(スコア)その1打を削り出せ!
ゴルフは「スコア」を競うスポーツだ。
よって「その1打を削り出せ!」というスローガンにしてみるとしっくりくる。
ドライバーの豪打も、パターの繊細なタッチも、全てが1打。
ティーショットからカップインまで、1打を繋いでいくという点では駅伝にも似ている。
どこで打数を削るかはゴルファー次第であり、面白いところ。
その一打はたたの一打にあらず。
ここまで繋いできた打数を無駄にせず、ゴールまで辿り着けるか?
そんな意識を持つだけでも、大叩きは減ることだろう。
2.4:(飛距離)その1ヤードを削り出せ!
ゴルフでは「スコア」だけでなく、「飛距離」も重要な要素だ。
コントロールがどれだけ優れていたとしても、飛ばなければ全く意味を為さない。
では諸君、ドライバーの「飛距離」はいかほどか?
200ヤードであれば、全然足りない。
250ヤードを飛ばせても、まだまだ飛距離が欲しい。
つまるところ、自分の飛距離を1ヤードでも伸ばしていくことが、自分のゴルフの成長に繋がってくる。
1日1ヤード、1月1ヤード、1年1ヤード。
どんな成長スピードでもいい。
向上心を持ちながら練習するゴルファーはやはり強くなっていく。
3:ゴルフでも勝利のために全てを削り出せ!
以上、東洋大の「その1秒を削り出せ!」というスローガンをゴルフに転用してみた。
①(練習時間)その1秒を削り出せ!
②(費用)その1円を削り出せ!
③(スコア)その1打を削り出せ!
④(飛距離)その1ヤードを削り出せ!
「1秒」という、あと少しでできると感じさせてくれる表現が素晴らしい。
そのわずかな要素をあらゆる場所で回収していけば、最終的には勝利が待っている。
本当に少しでいい。
自分のできるところから削り出していこう。