拙者、ゴルフ侍と申す。
2019年度はフルマラソンのサブ4(4時間切り)に挑戦する。
ゴルフで言えば100切り相当であろうか。
決して速くはないが、趣味がマラソンだと言えるレベルだ。
前回の2016年度富士山マラソンからは2年近く経つ。
当時を振り返ると共に、2019年度のフルマラソンスケジュールを調査しておこう。
2016年度「富士山マラソン」
開催日時: 2016年11月27日(日)9:00スタート
開催場所: 山梨県(河口湖・西湖)
参加費: 9,800円
特徴:
雄大な富士山、紅葉の河口湖、静かな湖畔が一度に楽しめる世界有数の絶景コース。様々な姿で現れる富士山が、ランナーを勇気づける。
これが初めてのフルマラソンである。
それではフルマラソンを走ることになった経緯を思い返してみよう。
過去のランナー暦
①ゴルフ部時代(高校~大学)
もともとゴルフ部に所属していた拙者は、練習前に走ることが日課だった。
学校の周りを3周していたので、およそ4kmを走っていたことになる。
タイムは覚えていないが、同じゴルフ部の中では速い方であった。
②社会人時代(新卒~三年間)
大学院を卒業後、新卒で富山県の企業に就職した。
東京と比べてしまうと、富山県には自然以外に何もない。
しかも定時上がりが普通だったので、17時過ぎには寮にいるという環境だった。
ゴルフの練習もしていたが、毎日練習というのも性に合わなかったので、トレーニングの一環としてマラソンを始めることにした。
③ハーフマラソン暦(富山県時代)
「ハーフマラソン」には計3回ほど挑戦した。
・黒部名水マラソン
・魚津しんきろうマラソン
ベストハーフは1時間45分程度。
当時は競技志向ということもなく、平均的なエンジョイランナーであった。
大自然の環境で走ることは格別であり、走ること自体が好きになったのは本当に有難いことだ。
「富士山マラソン」を走ることになったきっかけ
東京に戻ってから、走る習慣はすっかりなくなってしまった
やはり環境というのは大事だ。
そんな状況の中、ご縁があり地域の消防団に入団することになる。
消防団とは準公務員的な存在で、本業を持ちながらボランティアで消防・防災活動をする団体である。
よく分からないまま入団したのだが、翌年の2016年に「消防操法大会」に出場すると聞かされる。
操法大会とは、規律採点とタイムアタックが組み合わさった競技だ。
体力には自信があったので、若手であった拙者は5人選手の1人に抜擢されることになった。
そこからはなかなかの地獄。
本業が終わる19時頃に地元の大人達が集結し、重い活動服を身にまといながら全力疾走するのである。
大の大人が慣れない走りをするので、故障者が続出してしまう。
拙者は致命傷こそ負わなかったが、急に走ったり、急に止まったり、急にしゃがんだり、それはもう過酷な訓練であった。
そう。
こうした訓練があったので、体力診断の意味を込めてフルマラソンにチャレンジしようと思ったのだ。
訓練はその1年間で計100回を数えた。
相当な自信にもなった。
フルマラソンなんぞ、操法訓練に比べれば大したことはないと高を括っていた。
2016年度「富士山マラソン」の結果
目標は「4時間切り」。
ビギナーで達成できれば、かなり凄いことらしい。
マラソン本も買い込んで、走る知識もひたすら手に入れていた。
戦略はこうだ。
最初のハーフは2時間で抑えて、残りのハーフは全力で行くというもの。
「ネガティブスプリット」と呼ぶが、これが自己ベストを出す上で主流となっている考え方のようだ。
当日もこのプラン通りに進む。
富士山の周りを走ること自体が最高で、ついついペースが速くなってしまうところだが、何とか設定ペースを守る。
ハーフを終えた段階で、ほぼ2時間ジャスト。
ここから力を解放しながら走れば、4時間切りがすぐそこに見えていたはずだった。
富士山マラソンを走ったことがある人はご存知だろうが、初心者を襲う鬼門が2箇所ある。
通常、池の周りを回るだけであれば、平坦で走りやすい。
しかし富士山マラソンは2つの池を1周ずつする。
池には高低差があり、それぞれの池を経由する時には上り坂と下り坂が待っているのだ。
高低差の図を見ると、まるで富士山のように見える。
なんと富士山マラソンでは、ハーフが終わる21km地点から上り坂が始まり、34km地点から下り坂が始まるのだ。
箱根の5区と6区を同時に体験できる、地獄のロードである。
こんなに激しい坂道はもちろん初めてで、上り坂に入ってすぐにペースが落ちた。
それでも何とか止まることなく上りきったが、道が平坦になってもペースを上げられなくなっていた。
「こうなったら下り坂で挽回するしかないな」と決心し、足を進めていよいよ下り坂まで辿りついた。
本当の地獄はここだった。
「上り坂よりも下り坂がきつい」という常識を、身をもって体験することになる。
体が万全の状況であれば、下り坂は加速しながら走ることができる。
しかし30km以上も走って体を酷使した状況では、下り坂で走ることは無理だ。
案の定、下り坂にもかかわらず、ラップタイムは全体で最も遅い結果をたたき出した。
体重の軽い年配者や女性にどんどん抜かれて行き、情けないやら悔しいやら。
坂を下りきってからは、もう記憶がない。
「早く終われ、早く終われ」の一心で、他に考える余裕など全くない。
ゴールした瞬間の写真は、人生で一番の苦痛の顔が写し出されていた。
目標タイムが「4時間切り」であるのに対し、ネットタイムで「4時間41分」という結果だ。
1回目のフルマラソンは、見事に玉砕されたのである。
2018~2019年度「フルマラソン」スケジュール
リベンジを果たすマラソン大会を調査してみた。
この中から自分に合った大会を選択してみようと思う。
①東京マラソン
開催日時: 2019年3月3日(日)9:10スタート ※制限時間7時間
開催場所: 東京都(東京都庁~東京駅前)
参加費: 10,800円
エントリー: 2018年8月31日締切
世界中でも有名、日本国内ナンバーワンのフルマラソン大会。
海外からの参加者も多く、倍率がかなり高い。
拙者は第3回目からエントリーしているのだが、落選がずっと続いている。
2019年度もフルマラソンでエントリーしているが、結果はどうなることやら。
(※一般エントリーは2018年8月31日で締め切り。9月25日以降にメール通知)
②富士山マラソン
開催日時: 2018年11月25日(日)9:00スタート ※制限時間6時間
開催場所: 山梨県(河口湖・西湖)
参加費: 9,800円
エントリー: 2018年9月30日締切
2018年度の富士山マラソンが控えているので、2019年度の情報はまだない。
例年であれば、11月の最終日曜に開催されているため、11月24日になる可能性が高いか。
激しい上り坂と下り坂があるので、決して初心者向けではない。
次に挑戦するならば、坂の走り方の勉強と練習をして臨みたい。
③ちばアクアラインマラソン
開催日時: 2018年10月21日(日)10:00スタート ※制限時間6時間
開催場所: 千葉県(潮浜公園前~海ほたる~旧木更津市役所)
参加費: 12,500円
エントリー: 2018年5月8日締切
まさかの「アクアライン」の上を走ることができる。
海ほたるから千葉県側までの道路は一直線で気持ちが良さそうだ。
思ったよりもアップダウンが激しいようで、初心者にはタフなコースのようである。
木更津が出発地であり目的地となるので、木更津アウトレットも近い。
家族はアウトレットで買い物をしてもらって、拙者は走っているというのも良いな。
④湘南国際マラソン
開催日時: 2018年12月2日(日)9:00スタート ※制限時間6時間半
開催場所: 神奈川県(茅ヶ崎公園~大磯プリンスホテル)
参加費: 12,500円
エントリー: 2018年5月26日から先着順
神奈川県のフルマラソンの代表格。
国際大会でもあるので、そのスタッフ陣営も強固。
湘南の海岸線をひたすら往復するコース設定であり、海の景色を堪能できる。
比較的にアップダウンも激しくないので、初心者にも走りやすいはずだ。
エントリーは先着順ということもあり、狙ってエントリーできれば出場できるぞ。
⑤横浜マラソン
開催日時: 2018年10月28日(日)8:30スタート ※制限時間6時間半
開催場所: 神奈川県(みなとみらい大橋~パシフィコ横浜)
参加費: 15,000円
エントリー: 2018年5月16日締切
横浜の主要都市を巡るフルマラソン。
マラソンにしては非常に高額で、それに応じた設営やサービスが期待されるのは当然だろう。
是非とも走ってみたいのだが、ネット上にはクレームの嵐。
第1回目のフルマラソンでは、距離不足という大失態。
自己ベストを更新したとしても公式記録とはならなかった。
2018年度はエントリーを締め切っているので、2019年度は今年の状況を見てから判断してみても良いかもしれない。
まとめ
以上、「フルマラソン」の大会について調査してみた。
東京マラソンに出場できればクリアだが、また落選する可能性がある。
そうすると10~12月の季節になる。
他の活動とのスケジュールを見ながら、是非とも4時間切りを目指したい。
マラソンは下半身の安定につながる。
また脳から体への伝達信号も密になるのでゴルフも上達するぞ。