ゴルフコラム

【ゴルフの不思議】バントでホームランが打てると信じているゴルファーへ

投稿日:2018年11月11日 更新日:

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拙者、ゴルフ侍と申す。

 

突然のことで大変申し訳ない。

諸君にどうしても見せたい動画があるのだ。

この動画は「燃えろ!プロ野球」の一場面であるが、諸君のゴルフスタイルを見直す良い機会になるだろう。

必見でござる!

 

燃えろ!プロ野球 バントホームラン

 

すごい。

すごすぎる。 

 

 

たった30秒に込められた動画。

左投手から投げられた一球は、見事にバットの真芯に当たり見事なホームランとなる。

 

しかも打者はバントの構えから、上から下にバットを動かしたに過ぎない。

まるで「合気道」のように相手の力を利用しながら、強烈なバックスピンをかけたのだろう。

 

まさか「バント」でホームランとは。

「バント」というコントロールに特化した技術で、飛ばしも両立させてしまう。

この芸当をできるまでに、打者はどのような修練を積んだのか。

並みの人間には決してできそうにもない。

 

ゴルフでも同じことが言える。

「アプローチ」を極めていけば、いずれプロゴルファーのような豪打を打てる。

そんな夢を抱かせてくれる、素晴らしい動画だ。

笑止。いい加減に目を覚ませ!

動画を笑いながら見て頂けただろうか。

この打者を目指すようなことを諸君はしてはいないだろうか?

夢追い人にしても程がある。

 

パターやアプローチを極めていけば、飛距離が伸びるとまだ信じているのか。

その目を真実に向けるのだ。

 


<誰でも分かる真実>

・バントの名手は、ホームランバッターにはなれない。

・ホームランバッターは、バントの名手にもなり得る。


  

要約すると、


・「コントロール」→「飛距離」: 無理(ミート率向上の分だけ)

・「飛距離」→「コントロール」: 可能


 

不可逆的であるこの関係性。

敢えて「野球」の例を持ち出したのは、一度「ゴルフ」の枠組みから思考をずらすためだ。

素人が見ても無理なことを、諸君はしようとしている。

 

飛距離を出すのは、決して「コントロール」を磨くことでなく、「スイングスピード」や「ヘッドスピード」を磨くことだ。

この単純な結論について、大人は色々な理由をつけて遠回りしながら目的から遠ざかっていく。

愚かなことだと思わないか。

 

一方で、ジュニアは飛距離一筋、猪突猛進でスイングが鍛えられていく。

だから体が小さくても飛ぶ。 

「飛ばし屋」になるためには、「飛ばし屋」の練習をしなければならない

「ホームランバッター」になるためには、どうすればいいか?

もとい「飛ばし屋」になるためには、どうすればいいか?

 

「飛ばし屋」になるためには、「飛ばし屋」の練習をしなければならない。

 

こういうと早合点をする者が現れる。

ゴルフには「飛距離」が必要だと分かるが、スイングの基礎として「コントロール」をしっかり学ぶ方が先だと。

 

馬鹿者。

スイングの基礎を「コントロール」に絞っている時点で、己の可能性を潰してしまっている。

「飛距離」を求めていれば、スイングの基礎はもちろんのこと、必ず「コントロール」などの知識や練習も必要になってくる。

全てのスイングのレベルが必ず上がる。

ゴルフの上達を目指す上では、最も効率的ではないかと思わないか。

 

そこで拙者がおすすめするのは「マン振り」だ。

全力を振り絞ってスイングしているだけかと思いきや、「飛距離」と「コントロール」の全てが手に入る。

 

「飛ばし屋」になるには、「飛ばし屋」の練習をするしかない。

 

 (ゴルフ侍)

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