拙者、ゴルフ侍と申す。
2019/5/31にゴルフ練習をしてきたので、その内容を報告しよう。
練習は久しぶり。
肘が痛み始めてから安静にしていたが、なかなか完治しないものである。
おかげでプロテインを飲みながら、筋トレをする日が続いてしまった。
ゴルフへの思いを募らせながら、ようやくのゴルフ練習場へと馳せ参じることができた。
肘の痛みはどうなったか?
日常生活には特に支障がないレベルには戻ったが、まだ痛みを感じることがある。
・重い物を持った時: 肘を伸ばすとポキッと鳴る
・アルコールを飲んだ時: 何もしなくてもじわじわと痛む
・筋力トレーニングをした時: 他の部位の筋肉痛でも一緒に痛む
特にアルコールは厳禁である。
もともとお酒には強くない体質だが、アルコールを摂取することで体が弱体化してしまうようだ。
筋肉痛や関節痛など、そういった弱みがあると痛みは倍増である。
今度、塗るタイプの関節痛に効く薬を試してみようかと考えている最中だ。
アウトサイドインをイメージでドローを打つ
さて、念願の練習だ。
アドレナリンが出て、肘の痛みはどこかへと吹っ飛んでいく。
スイングはこちら。
朝練
2週間ぶりの練習となりましたが、イメージと結果のズレを確認してきました。
ダウンスイングで腰の回転を抑えながら、アウトサイドインのイメージで縦に振り下ろすと、捕まった球が打てます。#ドローヒッター pic.twitter.com/f2SzZewtx5
— ゴルフ侍@6/19岡部チサンCC美里コース (@golf_samurai11) May 31, 2019
ポイントは2点。
①ダウンスイングで腰の回転を抑える
②ダウンスイングでアウトサイドイン軌道で振り下ろす
①の「腰の回転を抑える」という動作は、あくまでも拙者の感覚であることを断っておこう。
本人は腰の回転を抑えているつもりだが、ダウンでは緩やかに回転しながら、インパクトの瞬間にツイストするような動作になっている。
体の構造によるものだろう。
拙者の中では「腰の回転を抑える」というイメージと動作が、理想的な動きへと導いていると言える。
②の「アウトサイドイン軌道で振り下ろす」であるが、これには解説が必要だろう。
ドローヒッターなのにアウトサイドイン軌道とは?
実はアウトサイドイン軌道でもドローを打つことができる。
ただし前提条件があり、腰のラインが目標よりも右に向けなくてはならない。
その際に腰のラインに沿ってスクエアな軌道を描くと、目標に対してインサイドアウト軌道でインパクトを迎えることは予想できるはずだ。
そうではない。
敢えてアウトサイドイン軌道で振り下ろすことで、腰のラインとスイングプレーンが相殺されて、結果的に目標に対してスクエアなインパクトが実現できるのだ。
以下、補足もしておこう。
アウトサイドイン軌道で振り下ろすことで、嬉しいことにヘッドスピードが上がる。
縦に振り下ろすのと、水平に振り回すのを比較すれば、どちらが速くなるか?
もちろん、重力エネルギーを使える「縦振り」であることはお分かりだろう。
よって、この振り方をすることで通常よりもヘッドスピードが上がるのだ。
注意点としては、「振り下ろして終わり」となるようにすること。
フォローで目標方向に出そうとか、フィニッシュを高くしようとか、空方向への運動エネルギーを発生させてはならない。
減速させる行為に他ならないからだ。
インパクトで球を叩き切るように、あくまでも上から下にクラブを振り下ろそう。
圧力系のスイングがすぐに手に入り、飛ばし屋の仲間入りができることだろう。
パッシブからのパッシブからのパッシブ
諸君、「パッシブトルク」という言葉を聞いたことがあるか?
その内容は最近聞かれるようになったのだが、その動作の再現はかなり難しい。
パッシブトルクとは、トップでクラブを背中側に倒すような動きをすることにより、発生するトルク(ねじれ)のこと。それにより、ダウンからインパクトにかけてクラブが立ち、スクェアにボールをとらえることができる。
参考:みんなのゴルフダイジェスト
「トルク」とは、つまり「しなり」のことだと理解している。
拙者は専門家ではないので厳密には違うかもしれないが、どちらも「クラブの動かし方」という点では似通っているはずだ。
「トルク」を「しなり」に便宜上言い換えた方が分かりやすいので、この通り説明を続けさせてもらう。
さて、スイング中には「しなり」のポイントが3ヶ所あるのはご存じだろうか?
①テークバック
②切り返し
③インパクト
①テークバック
「テークバックでしなり?」と聞かれそうだが、結構重要なポイント。
テークバックでもしっかりと「しなり」が発生している。
・しなりを使うのは、左ハンドルでのテークバック
・しなりを使わないのは、右ハンドルでのテークバック
左ハンドルでテークバックをする人は、トップでレイドオフへと向かう。
右ハンドルでテークバックをする人は、トップでクロスへと向かう。
気になる人はYouTube(三觜TVなど)で勉強してみて欲しい。
以上をまとめると、左ハンドルでしなりを使った方がより力を溜めることができるスイングと言えよう。
ただし使えていない人が多そうだな。
②切り返し
切り返しで「しなり」が発生するのは誰でも分かる。
しかし、①テークバックできちんと「しなり」を発生させていると、切り返しでの「しなり」も増幅することになる。
テークバックで一度しならせれば、どこかで揺り戻しが発生することになり、そこが「切り返し」というポイントなのである。
③インパクト
今でこそ「しなり戻り」という言葉が聞こえるようになった。
インパクトの瞬間は、後方にしなるのではなく、目標方向にしなるのが、クラブの使い方としては正しいというのが定説だ。
インパクトの直前にキックポイントがあり、そのポイントを作れるかどうかで飛距離は大きく変わる。
人によって異なるだろうが、拙者のキックポイントは右大腿の前あたりだな。
さあ、思い出して欲しい。
インパクト以前には、①テークバックと②切り返しがあった。
それぞれにおいて「しなり」の力を3段階で使うことにより、効率的なクラブの使い方ができるようになる。
つまり「①パッシブ→②パッシブ→③パッシブ」という動きが重要だ。
もとい「①しなり→②しなり→③しなり」である。
まずはテークバックでしならせることから始めてみよう。
次回のラウンド予告
次のラウンドは6/19だ。
まだまだと言えば、まだまだだが、ターゲットにしている試合のため気は抜けない。
世界アマの予選会なのだが、5つのクラスに分かれてハンデ戦をすることになる。
ここで良い成績を残して、是非とも世界でのゴルファー達と腕を競い合ってみたい。
肘をしっかりとケアしながら、スイングの精度を更に上げていく次第である。
<今後のゴルフスケジュール>
6/19(水):世界アマ@埼玉・岡部チサンカントリークラブ美里コース
6/25(火):じゃがいも東日本予選@北海道・恵庭カントリー倶楽部
6/26(水):じゃがいも夏季戦@北海道・隨縁カントリークラブ恵庭コース
9/2(月):じゃがいも全国大会@愛知県・三好カントリー倶楽部
10/6(日):じゃがいも秋季戦@静岡県・未定
11/27(水):じゃがいも取切戦@狭山ゴルフクラブ