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ゴルフ練習(2019-45):ワンバンショットの打ち方

投稿日:2019年11月17日 更新日:

拙者、ゴルフ侍と申す。
シングルゴルファーを増やすために日々、情報発信を続けている。

ゴルフ練習日記|2019年11月13日

今日はワンバンショットの練習。

 

ん?

 

ワンバンショットってなに?

 

最初は拙者も同じリアクションだった。

ワンバンショットとは手前にワンクッションさせて、遠くへ飛ばすショットのことである。

はっきりいって「スティンガー」が普通のショットに思えるほどの、超・超・低弾道のショットだ。

なぜ、ワンバンショットを練習するのか、その経緯を含めて説明していこう。

 

Twitterで発見したワンバンショット

まずは、このツイートを見て欲しい。

 

https://twitter.com/dream30330219/status/1191334029678665729

 

「いっちゃん」という凄腕ゴルファーは前から注目していた。

今回の動画では手前にバウンドしたにも関わらず、そこから球が浮き上がって遠くへ飛んでいくのが分かる。

一見しただけではただのミスショットと思いきや、これを意図的に打っているとのこと。

つまりはあり得ないほどの低い打ち出しで、地面にぶち当て、その反動で飛ばしているのだ。

それに気付いた時には「自分も打ってみたい」という思いに駆られ、練習場で試してみたというわけである。

 

ワンバンショットを試してみた

練習場に着くなり、ドライバーを握りしめて、超低弾道のショットを試みた。

しかしアッパースイングの拙者にはなかなか打てない。

 

球を打ち続けること、50球・・・

 

 

ようやくワンバンショットが打てた!

そのスイング動画がこちらである。

 

https://twitter.com/golf_samurai11/status/1194504789406535680

 

逆光で少し見えにくいが、1ヤード先の床にキャリーし、170ヤード先にセカンドキャリーしている。

では、どのように打ったのかを解説してみよう。

 

ワンバンショットの打ち方

①ボール位置を右に

低弾道を打ちたいのであれば、ボール位置を右に置くに限る。

最初はスタンス中央に置いていたが、それでもワンバンショットを打てなかったため、右足の前に置いてみると、キャリーが「0ヤード」のチョロを打つことができた。これはワンバンショットではない。

それから微調整を繰り返し、最終的には「スタンス中央」で打てるようになった。

 

②アウトサイドイン軌道

球を低く打ち出したいのであれば、アッパーよりもダウンブローである。

それならばインサイドアウトよりもアウトサイドインで打った方が、低い球になる。

なるべくフォローを低く出すように心掛けたが、最初は全然だめ。ティーアップされた球をまるごと地面真下に突き刺すようなイメージで振り下ろすことで、ようやくワンバンするようになった。

 

③右肩が下がらないように打つ

ダウン以降で右肩が下がると、アッパー軌道になりやすい。

逆に右肩の高さをインパクトまでキープできれば、ダウンブローで球を捉えやすくなる。

スイング中、ずっと左肩より右肩が高い状態になるように意識すると、球はどんどん低くなる

 

ワンバンショットの考察

結果的にワンバンショットを打てたが、いっちゃんの飛距離(250ヤード)には敵わない。

 

何かが違う。

 

 

明らかにバックスピン量が違う。

拙者のワンバンショットは、地面に跳ね返ってからの弾道がドロップしているが、いっちゃんの弾道はワンバン後に浮き上がっているように見える。これはバックスピンが影響しているはずだ。

 

拙者の場合は、ただロフト0度以下でヒットしていただけだろう。

では、バックスピンを更にかけつつ、低い打ち出しを実現するにはどうしたらいいのか?

 

いっちゃんによると、以下のポイントがあるようだ。

ポイント

①アウトサイドイン軌道を強めに

②左への体重移動を強めに

③フェースターンを強めに

 

いっちゃんはローフェードの使い手なのだが、このワンバンショットはローフェードの究極系ともいえるだろう

ドローヒッターにとっては至難の業だ。

 

もしドライバーのワンバンショットをマスターできれば、アイアンのスティンガーも打てるようになるはず。落ちそうで落ちない、しっかりとバックスピンが効いた球。

プロアマでよく披露される水切りショットもこの類であろう。

低い球の練習として取り入れていきたいドリルである。

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