誰でも簡単にできるパターのシステム打法

どんな距離でもピタリと合うパターのシステム打法を伝授しよう!


初心者やアベレージゴルファーからよく聞かれる言葉だ。
確かにラウンドの機会が少ないのであれば、パターの距離感は身に付かない。しかし嘆いていても仕方がない。
諸君。もしパターの距離感がなくても、「誰でも・簡単に」カップに寄せられる奇跡の打ち方があると聞いたら信じられるか?
必要なのは知識と実践のみ。この打ち方を習得して、是非グリーン上を攻略してみて欲しい。安心しろ!距離感がなくても、パターは絶対に上手くなれるでござる!
距離感を無視するという考え方
上の表は「パターの距離表」だ。
「距離感」という得体の知れない感覚に任せるのではなく、「仕組み」でパターの距離感を攻略しようとするものである。
最終的には、諸君にもこれと同様の表を作ってもらう。数値の単位は「メートル」ではなく「ヤード」。「2ヤード」から「25ヤード」までの距離が自由自在である。ロングパットでもピタリと距離を合わせることができると楽しいぞ。
その打ち方の秘訣は、以下の3点である。
パターの極意
- 距離は「振り幅」で打ち分ける
- 「振り幅」は「スタンス」でコントロールする
- 距離は「グリップの強弱」で微調整する
パターに悩む諸君、仕事と家庭に忙しくて時間がないのであろう?まずは騙されたと思って試してみてほしい。見るだけで終わったなら、時間をただ浪費しただけである。必ずやパター上達のお役に立ってみせようではないか。

もう「距離感」という目に見えないものを追いかけるな。
「距離感」を無視したシステム打法を手に入れろ。
絶対距離を生み出す方法
拙者のパター理論の中で、最も大事なことを伝える。
それは「絶対距離」という考え方である。
「絶対距離」とは、この振り方をすれば絶対にこれだけ転がるという距離のことである。いつも小手先で距離を調整している者には、「絶対距離」は決して宿らない。自分の「絶対距離」を探し、「絶対距離」の再現性を高めることが必要だ。
そのために「マン振り」という技術が必要になる。下記の記事では、拙者のパター理論の前提条件が述べられている。ただノウハウを学ぶだけでなく、その奥底にある考え方を習得しておくのだ。
-
-
絶対距離を生み出す「マン振りストローク」を習得せよ
絶対距離を生み出す「マン振り」 他にも気持ちよく振れる絶対距離を見つければ、全ての距離に対応できるのでは? 鋭い。その通りである。 拙者は全ての距離に対応できる「絶対距離」を持っている。そのパターの奥 ...
続きを見る
絶対距離の振り幅
上の図は、絶対距離の目安表だ。
「3ヤードから24ヤードまで」の距離を見事に打ち分けることができる。そのためには、打ちたい距離に応じてスタンス幅を調整し、そのスタンス幅の中で振り幅を決めてしまうというのが基本的な考え方だ。
まずは短い距離の打ち方から見ていくことをオススメする。
絶対距離の振り幅 | |
3ヤード | 6ヤード |
9ヤード | 12ヤード |
15ヤード | 18ヤード |
21ヤード | 24ヤード |
距離を調整する方法
絶対距離は3の倍数だ。それ以外の距離については、±1ヤードで距離を打ち分ける方法がある。
その方法とは「グリップの強弱」である。試してもらうと分かるが、それだけで以下のように距離が変わる。
グリップの強弱による距離の変化
- +1ヤード:グリップ弱く
- -1ヤード:グリップ強く
その詳しい説明については以下の記事を参照して理論武装しておくべし。
-
-
絶対距離±1ヤードの調整方法|グリップの強弱でコントロール
絶対距離±1ヤードの調整方法
続きを見る
まとめ
以上、パターのシステム打法を解説した。
「パター距離表」と「絶対距離の目安表」はセットで覚えておくべし。
「絶対距離」の元となる振り幅はしっかりと家で練習するのだ。

やはりこの打ち方は自分に合わないのだろうか。。。
大丈夫。
その場合は距離表を自分用にカスタマイズすればいいだけのこと。また「絶対距離」と言えるほど習熟していなくても、転がる距離が大体でも分かればOKである。誤差が「±3ヤード」だとしても、目安がなく適当に打つよりは遥かにましだ。
このシステム打法、たった「3ラウンド」だけでいい。スタンスや振り幅を厳守して、有用性を確かめてほしい。必ずやパター上達に役立つことを約束する。

是非とも実践してみてくれ。
▼あわせて読みたい▼
-
-
【25ヤード以内は射程距離】誰でも簡単にできるパターのシステム打法
誰でも簡単にできるパターのシステム打法 また3パットをしてしまった。。。 20年以上に及ぶ拙者の知見を授ける。 もう「距離感」という目に見えないものを追いかけるな。 「距離感」を無視したシステム打法を ...
続きを見る
絶対距離の振り幅 | ||
3ヤード | 6ヤード | 9ヤード |
12ヤード | 15ヤード | 18ヤード |
21ヤード | 24ヤード | ±1ヤード調整 |