ゴルフコラム

距離感を無視したパッティング方法|③ボール位置

投稿日:2018年12月6日 更新日:

パターのボール位置

拙者、ゴルフ侍と申す。
今回はパターのボール位置を伝授しよう!

「アドレス」の重要性とは?

拙者がゴルフスイングにおいて最重要と捉えているのは「アドレス」だ。

「アドレス」は言わばゴルフスイングの準備段階であり、この準備を完璧にこなすことができれば、ミスショットが劇的に減ることはご理解頂けるだろう。

アドレスには以下の3つの要素に分けられる。

アドレスの構成要素

  1. グリップ
  2. スタンス
  3. ボール位置

この3つの要素は、それぞれ独立して考えては駄目だ。

あくまでも1つのアドレスとして、組み合わせ最適化を目指す必要がある

人によって最適解は異なるが、シングルハンデとして結果を残している拙者の一例はパターを苦手とする諸君に1つの指針となるはずだ。

さあ、頭を空っぽにして付いて来い。

「ボール位置」の極意

「パターに型なし」と呼ばれるが、「ボール位置」に関しては型がある。

まずは日本最強のプロゴルファーである松山英樹選手のパッティングを見て欲しい。

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結論。

「ボール位置」は「左目の下」に置くことが鉄則だ。

では、その理由を解説していこう。

①「左目の下」に置くと、アッパーブローで打てる

パッティングにおいて、パターヘッドは緩やかな円軌道を描く。

そのため「ボール位置」を重心位置の右に置くか・左に置くかで、ダウンブローとアッパーブローの2種類に分かれる。

アイアンやアプローチはダウンブローに打つのに対して、パターに関してはアッパーブローの方が有利だ。なぜならアッパーブローで打つと、インパクト直後から順回転で打てるからである。

一方、ダウンブローで打つと、微かにバックスピンがかかって芝の上を滑る現象が起き、傾斜や芝の目に対する影響を計算することが難しくなるのだ。

ボール位置を「左目の下」に置いてもらえば、自然とアッパーブローに打てるはずだ。

②「左目の下」に置くと、ボールの芯に当てやすくなる

クラブだけでなく、ボールにも芯がある。

ボールの直径は約4センチであるため、芯の位置は地面から2センチ。地面すれすれにパターヘッドを動かしてしまうと、ボールの下面に当たって力が上方向に分散してしまう。芯から外れると、左右よれよれの球になることはご存知だろう。

ボール位置を「左目の下」に置いてもらえば、アッパーブローの軌道で自然とボールの芯に当たりやすくなるのだ。

③「左目の下」に置くと、ターゲットラインと目線が重なりやすい

「左目の下」にボールを置くことで、方向性を合わせやすくなる。その原理とは、ターゲットラインと目線が重なるからである。

パッティングと目線に何の関係があるかと思った諸君。目線はパターの重要な要素であることを覚えておけ。

  • 目線がインサイドアウト→ヘッド軌道もインサイドアウト
  • 目線がアウトサイドイン→ヘッド軌道もアウトサイドイン

目線とヘッド軌道は一心同体。これを利用しない手はない。

ボール位置を「左目の下」に置いてもらえば、後は右目をターゲットライン上に合わせるだけである。これで方向性はバッチリだ。

「ボール位置」は「左目の下」に置く

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以上、ボール位置は「左目の下」に置くべき理由をお伝えした。

ボール位置を左目の下に置く理由

  1. アッパーブローで打てる
  2. ボールの芯に当てやすい
  3. ターゲットラインと目線が重なりやすい

「常識を疑え」とはよく言ったものだが、ボール位置に関しては常識に従え。

ゴルフで結果を出しているプロゴルファーのほとんどが「左目の下」である。こんなところで自己流を貫いて、無駄な時間を過ごすのはもったいない。「左目の下」に置く理由を忘れてもいいが、「左目の下」に置くことだけは忘れないでくれ。

 

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