
諸君のゴルフの悩みを拙者が見事に断ち切ってみせよう。
「方向性が悪い」と嘆く諸君、
「マン振り」をなされよ。
ゴルフにおいて「方向性」は重要である。ゴルフはスコアを争う競技であり、競技の性質としてはターゲットゲームに分類される以上、目標に対する精度を高めるに越したことはない。
しかしながら、コントロールショットに代表される通り、方向性を優先すると飛距離が落ちてしまう。飛距離と方向性はまさに表裏一体であり、二律背反(トレードオフ:一方が成り立てば、もう一方は成り立たない状態)の関係にあると思っている方も多いのではないだろうか。
「飛んで曲がらない」はただの理想なのか?
否。「飛距離」と「方向性」は両立できる。
心置きなく「マン振り」すべし。
「方向性」を良くするだけであれば、諸君もご存知の通り。
「通常よりもゆっくり振れば良い」だけである。飛距離を減らす毎に左右への曲がり幅は小さくなる。至極当たり前の話だ。
ところが、この方法で上手くなったと思うゴルファーが多い。誠に愚かなり。
教える方も教える方だが、教わる方も教わる方だ。「飛距離」を犠牲にして「方向性」を取るなんて馬鹿げている。その考え方を今すぐに捨てなければ、上達の道は遠のくぞ。
ここでゴルフの真理を説く。「飛距離」と「方向性」は両立できる。
飛距離にはスイングの全要素が詰まっているのに対し、方向性を左右するのは部分的要素(スイング軌道・フェースアングルなど)に限られる。
「方向性」を求めると「飛距離」が犠牲になる。
「飛距離」を求めると「方向性」も良くなる。
すなわち「飛距離」を求める「マン振り」こそが、「飛距離」と「方向性」を両立させる最善の方法なのだ。よって、「方向性」に特化した練習をするのではなく、「飛距離」に特化した練習を始めてみてはいかがだろうか。きっと上手くいくはずだ。

マン振りせよ。さらば道は開かれん。
これにて一件落着。
▼あわせて読みたい▼
-
-
「マン振り」が全てのゴルファーを救う|究極の悩み解決法【50選】
「マン振り」が全てのゴルファーを救う 学生時代は「体育会系ゴルフ部」に所属。 今では己の「ゴルフ道」を探求する日々を送っておる。 当時、身長168センチ・体重58キロの小柄な体格ゆえに、ドライバーは上 ...
続きを見る
心技体の「心」 | |
OBが怖い | ミスショットが怖い |
イップスが怖い | ゴルフが嫌い |
勝負弱い | メンタルが弱い |
自信がない | 才能がない |
競技ゴルフが苦手 | 接待ゴルフが苦手 |
心技体の「技」 | |
飛距離が出ない | ヘッドスピードが遅い |
ミート率が悪い | 方向性が悪い |
ストレートを打てない | 球をコントロールできない |
女子プロのように打てない | 男子プロのように打てない |
緊張する | スイングが安定しない |
ドライバーが苦手 | アイアンが苦手 |
アプローチが苦手 | パターが苦手 |
心技体の「体」 | |
体が小さい | 体が大きい |
体が硬い | 体が弱い |
体が痛い | 体が重い |
力が強い | 力が弱い |
年が若い | 年が若くない |
ゴルフの「心得」 | |
マナーを知らない | ルールを知らない |
プロアマを知らない | クラブ選びが分からない |
ファッションセンスがない | モテない |
ベスグロが取れない | ドラコンが取れない |
お金がない | 時間がない |
格好が悪い | 頭が悪い |
運動神経が悪い | レッスンプロと合わない |
ゴルフを知らない | ゴルフが分からない |