マン振り

「球をコントロールできない」→「マン振り」

投稿日:2018年7月10日 更新日:

拙者、ゴルフ侍と申す。
諸君のゴルフの悩みを拙者が見事に断ち切ってみせよう。

「球をコントロールできない」と嘆く諸君、
「マン振り」をなされよ。

ある程度、ゴルフが上達してくると球を操りたくなる。

高い球、低い球、右に曲がる球、左に曲がる球、「自由自在」に操れれば、なんとゴルフが楽しいことか。しかし、100切りそこらの実力で「球を操りたい」などと申しているのであれば片腹痛い。実力レベルとしては、シングル以上に許された特権。諸君も早くこのレベルに達して欲しい。

拙者は「球筋フェチ」だ。

練習場では、様々な人の球筋を見入ってしまう。ゴルフの腕は千差万別であるが、「そのスイングにして、その球筋あり」と見ると趣深い。右に曲がる球を打ち続けるも一興、トップを打ち続けるも一興、その球に意思が込められていると想像してみると楽しい。

拙者が最も好む球筋は「ハイドロー」であるが、それは自分で体現して楽しんでいる。実は球の打ち分けは基礎のスイングが出来上がり、球が曲がる要素をしっかりと押さえれば実現できてしまう。

それでは、ゴルフの最上級の魅力に誘おう。

しかとご覧あれ。

曲がりも中途半端では駄目だ。
とことん「曲芸」を極めろ。

「球を操りたい」という時、半端な気持ちで挑んでいないか。

球を操る要素である「心技体」、全てを総動員して徹底的にやり込め。

「フック」を打ちたいなら、漠然と左に曲がる球を打っては駄目だ。自分ができる全ての技術をもってして、強烈かつ圧倒的に左に曲がる球が出るよう「マン振り」するのだ。まるでつばめが飛行するかのように、水平に近い高さで、50ヤード近く右から左に曲がる球になる。天地が90度回転したかのような錯覚も得られ、その「曲打ち」は最高に気持ちいい。

他から見ると、とんでもないミスショットを打っていると思われるかもしれないが、その球には確固とした意思が込められている。本人にとってはナイスショットであり、何より面白くて止められない。

簡易的にではあるが、(フック・スライス・高い・低い)球の打ち分け方法を紹介する。こうした技術の積み重ねが1~2打の差となり、プロの世界では雲泥の差となる。

①フック

【推奨クラブ:5番アイアン】

  • アドレス:フェース開く+右足を思い切り後ろに下げる
  • ボール位置:真ん中もしくは更に右寄り
  • スイング:極端なインサイドアウト
  • インパクト:球の右側面から左側面へと包み込むイメージ
  • フォロー:右足が前に出るほどの勢い
  • フィニッシュ:手元は高く、ヘッドは限界まで返す

フェースを閉じてアウトサイドに振れば、確かに左に行くがそれは「プルフック」で全く実用性がない。全く美しくない。

②スライス

【推奨クラブ:5番アイアン】

  • アドレス:フェース閉じる+左足を思い切り後ろに下げる
  • ボール位置:真ん中もしくは更に左寄り
  • スイング:極端なアウトサイドイン
  • インパクト:球の右上側面から左下側面へとカットするイメージ
  • フォロー:ヘッドが地面を向き続けるほどのハンドファースト
  • フィニッシュ:手元は低く、ヘッドは限界まで開く

上記は飛ばないスライスの打ち方だが、インサイドアウト軌道でフェースを開きながら打つ「プッシュスライス」は飛距離も良く出る。どちらもよく曲がる。

③高い球

【推奨クラブ:サンドウェッジ】

  • アドレス:フェースを最大限に開く
  • ボール位置:真ん中もしくは更に左寄り
  • スイング:インサイドアウト
  • インパクト:バンスを滑らせ、だるま落としのイメージ
  • フォロー:フェースがずっと顔を向くほど開いたまま
  • フィニッシュ:右足ベタ足+シャフトが真上を向く

ロフト角は90度。顔に当たるのではないかと思うぐらいの球の高さをイメージする。練習場の天井の網に当たれば合格点だ。非常に難易度は高いが、ゴルフ場のフェアウェイやラフでは意外と成功率は高い。

④低い球

【推奨クラブ:5番アイアン】

  • アドレス:肩のラインを水平にする
  • ボール位置:右足寄り
  • スイング:アウトサイドイン
  • インパクト:スイング中はノーコックをキープ
  • フォロー:ノーコック+前傾キープ
  • フィニッシュ:低い位置に収める

「アウトサイド軌道」と「インサイドアウト軌道」の2種類がある。林からの脱出など「ライン出し」であればアウトサイドイン、アゲインストなど飛距離を出したい時はインサイドアウトで打ち分ける。ドライバーでこの技を習得していれば、頼れる武器となる。

ゴルフボールを思いのまま、「自由自在」に操れ。
マン振りせよ。さらば道は開かれん。
これにて一件落着。

 

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心技体の「心」
OBが怖い ミスショットが怖い
イップスが怖い ゴルフが嫌い
勝負弱い メンタルが弱い
自信がない 才能がない
競技ゴルフが苦手 接待ゴルフが苦手
心技体の「技」
飛距離が出ない ヘッドスピードが遅い
ミート率が悪い 方向性が悪い
ストレートを打てない 球をコントロールできない
女子プロのように打てない 男子プロのように打てない
緊張する スイングが安定しない
ドライバーが苦手 アイアンが苦手
アプローチが苦手 パターが苦手
心技体の「体」
体が小さい 体が大きい
体が硬い 体が弱い
体が痛い 体が重い
力が強い 力が弱い
年が若い 年が若くない
ゴルフの「心得」
マナーを知らない ルールを知らない
プロアマを知らない クラブ選びが分からない
ファッションセンスがない モテない
ベスグロが取れない ドラコンが取れない
お金がない 時間がない
格好が悪い 頭が悪い
運動神経が悪い レッスンプロと合わない
ゴルフを知らない ゴルフが分からない

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