
諸君のゴルフの悩みを拙者が見事に断ち切ってみせよう。
「パターが苦手」と嘆く諸君、
「マン振り」をなされよ。
パターの重要性を説くゴルファーが多いこと、多いこと。正直うんざりしている。
そんなこと百も承知であるが、そういうゴルファーに限ってスコア100前後の腕前、既にゴルフを悟ったような気になっている。いと悲しきかな。
パター信者の論理としては、「パターはスコアの40%であるため、スコアを縮めたいのであればパターを重点的に練習すべし」というものである。
これが世論であり常識となっているのだが、拙者の意見は違う。
「パター以外はスコアの60%を占めるため、パター以外のクラブを練習すれば良い。特に練習時間を取れない忙しいビジネスマンにお勧めだ」と。
これでは世間に歯向かう「天の邪鬼」と思われるかもしれないので、この考えを後押しする客観的事実をお伝えしよう。
18ホールを全て2パットで上がった場合、計36パットである。これがパット数の基準となる。一方で、プロは約30パット。その差はたったの6ストロークである。これを大きいと見るか小さいと見るか。プロでしのぎを削るのであれば6打差は大きいが、アマチュアにとってみれば些細な差である。
結論を申すと、「パターは費用対効果が非常に悪い」ということだ。
1年365日、いくら血の滲むような練習を積み重ねたところで、スコア改善の余地は6打ほどだ。また、ボールには凹凸があるし、グリーン上には芝目もある。そんな不確定要素が多い中で、全てに対応するのは不可能だ。パターこそ適当に打てばいい。
では、パット数が40を超えるゴルファーはどうすべきだろうか。「パターが苦手」だと泣き寝入りしなくて良い。簡単に36パットで上がるような術を伝授しよう。
パターは全ホール2パットで上がれば良い。
その技術が「マン振り」だ。
パターは簡単だ。以下の手順を実行すれば、必ず2パットで上がれる。
- ①ファーストパット:
カップから1メートル以内に寄せる - ②セカンドパット:
1メートル以内を100%の確率で入れる
まずは1メートル以内に寄せて、それを入れるだけ、非常に簡単なアルゴリズムだ。
コツとしては、以下の要素を重視すれば良い。
- ①ファーストパット:
距離感重視(ジャストタッチで寄せる) - ②セカンドパット:
方向性重視(直線で狙う)
次に必要とされる技術は「マン振り」だ。
- ①ファーストパット:
振り幅に応じた「マン振り」の最大距離を全て記憶する - ②セカンドパット:
最小の振り幅での「マン振り」を習得する
①の振り幅に応じた「マン振り」の習得には時間を要する。しかし、体の中に自分だけが見える「振り幅の物差し」を作ることができれば、一生物だ。これ以後、36パット以上打つことはなくなる。
パターでも「マン振り」をすることにより、ストロークの緩みがなくなることで「方向性」が安定し、最大距離に収束するように「距離感」が安定してくる。

マン振りせよ。さらば道は開かれん。
これにて一件落着。
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