マン振り

「時間がない」→「マン振り」

投稿日:2018年7月4日 更新日:

拙者、ゴルフ侍と申す。
諸君のゴルフの悩みを拙者が見事に断ち切ってみせよう。

「時間がない」と嘆く諸君、
「マン振り」をなされよ。

「時間がない者は、時間を作るべし」、以上。

この答えが世間でよく受け入れられている考えだ。ありきたりで面白くない。

折角なので、時間管理で有名な「重要度・緊急度マトリクス」を簡単に紹介しておく。知らない人は自分で調べてくれ。

<重要度・緊急度マトリクス>

  • 【第1領域】緊急度が高く、重要度も高い
  • 【第2領域】緊急度が低く、重要度が高い
  • 【第3領域】緊急度が高く、重要度が低い
  • 【第4領域】緊急度が低く、重要度も低い

結論

①タスクがどの領域に配置されているか把握する

②重要度が高いタスクを重視する(※第1・2領域)

③重要度が低いタスクを捨てる(※第3・4領域)

つまり「重要度・緊急度マトリクス」は、「重要度が低いタスクを捨てて、その浮いた時間で重要度の高いタスクをしよう」という考え方だと認識している。

やはり教科書的で綺麗としか言えない。

もっと泥臭く、時間がない諸君でも練習する時間を捻出できないものか?

まだまだ本気が足りない。
もっとゴルフに対して貪欲になれ。

諸君はまだまだゴルフに本気じゃない。上達する覚悟が芽生えたのなら、時間がなくても上達できる方法を自分で考えるはずだ。

今回は特別にゴルフを日常に溶け込ませる方法を伝授するので、是非参考にしてもらいたい。

①グリップを握る

ペンだろうが、箸だろうが、車のハンドルだろうが、握れるものは全てゴルフグリップだ。いつものゴルフグリップを即座に作れるレベルを目指せ。面白くない会議の時間には、このグリップ練習が最適だ。

②アドレスを確認する

鏡はもちろん、窓に映る姿、地面に映る影など、自分のアドレスを確認できる場所はいくらでもある。立ち姿では、アドレスの足幅・体重配分、両手の力加減、骨盤への体重の乗せ方などが練習できようぞ。ナルシストに間違われないように注意だ。

③スイング動画を見る

昔はビデオカメラがないとスイングが見れなかったが、今ではスマートフォンでスイングチェックができる。動画で撮っていれば、トイレでも電車でも、いつでも見るチャンスは転がっている。くだらない動画やニュースを見るぐらいなら、自分のスイングでも見るべし。

④イメージトレーニングをする

目を閉じて、自分のスイングを色々な角度で分析する。プレーヤー・観客・鳥の視点など、想像の中ではいくらでも観察できる。寝る時間があるのであれば、ゴルフの夢を見ればいい。妄想を極めれば、世界のトッププロと回ることも可能だ。

⑤シャドースイングをする

ふとした瞬間、無意識にゴルフスイングをしてしまうほどに狂え。拙者は既にその領域に達している。スイングのチェックポイントを常に頭の中に入っていれば、瞬間的な余暇時間にも練習ができるのだ。このタイプのゴルファーは意外と見かける。

⑥歩きながら歩測の練習をする

通勤時がまるでゴルフ場であるかのように、大股での1歩、つまり1ヤードになるようにしっかりと訓練する。時間短縮で運動強化にもなり、一石三鳥である。「足が速いですね」と褒められるだろう。

⑦歩きながら腕の返しを練習する

歩測すると同時に、手を振りながら両手の返しの練習をする。右手は(外旋→内旋)、左手は(内旋→外旋)、これを意識しながら歩くだけだ。大丈夫、誰が見てもゴルフの腕の返しの練習をしているとは思われない。足と腕の動きと連動させ、インパクトのタイミングも訓練できれば最高だ。

⑧ストレッチをする

ゴルフスイングに柔軟性は必須だ。特に肩甲骨周り、そして首や腰の捻りは日常的な動きではないので意識していないとできない。ストレッチをやらないと気持ち悪いぐらいに習慣化されればゴルフのパフォーマンス維持に役立つ。ストレッチしている人を見ても、全然変じゃない。

⑨素振りする

時間がない中では一番パフォーマンスが良い練習法だ。実際のクラブ、あるいは素振り用のクラブでも良い。時間がないのだから、ビシッと「マン振り」を数回決めよう。家の外だと人に見られて恥ずかしいとか、家の中は家族や物に当たりそうで危険だとか、言い訳は聞き飽きた。上達する覚悟があるのなら、自分なりに工夫して「マン振り」を日課にするのだ。

 

以上、計9つの方法をお伝えした。

どうだ。時間がなくても日常生活の中にゴルフを取り込めるのだ。練習場やゴルフ場に行くだけが能じゃない。自身の甘い心を悔い改め、どんな日でも片時もゴルフを忘れることがないように生活しよう。

息をするかのように、ゴルフの練習をしろ。
マン振りせよ。さらば道は開かれん。
これにて一件落着。

 

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